わたしのアンティークドール/そらの珊瑚
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 鵜飼千代子 
- アラガイs 

文字体も含めビロードの切れ端のようになめらかだ。

- 由木名緒美 
- まいこプラズマ 
なんかもう、神々しいですね。
- 梅昆布茶 
- ただのみきや 
短い行を横に長く並べたことで
人形に寄り添うための幼い頃の眼差しを彷彿させるように感じました。

人に似せて作られた人形に
最近は人が似てきていると感じもします。
- レモン 
- Lucy 
アンティークドールというイメージに向かうと、ついつい
「いつまでも変わらなくていいわね」などという常套句が口を突いて出そうになる。
しかし年月による「劣化」は人形と言えども容赦はない。
そんな真実を突き付けられて、どきりとしました。
そして我が身を振り返る。劣化しても傷んでも、微笑み続けていられるだろうか・・
生身の人間としての問いが、どんなに長い年月を重ねても、
産まれたままの変わらぬ表情を浮かべ続ける、人形の
「業」のようなものを、痛ましく照り返して、不思議な印象を受けました。
---2016/09/09 19:59追記---
-  
- るるりら 
- イナエ 
- ヒヤシンス 
- たま 
- 吐水とり 
- オイタル 
- ららばい 
- 桐ヶ谷忍 
 
作者より:
みなさま、ありがとうございます。

アラガイさん、文体についても素敵な受け止め方をしていただき、嬉しいです。

yuriさん、こちらこそ、いつもありがとうございます。
 
舞子プラズマさん、そんなふうにおっしゃっていただいたのは初めてです。

ただのみきやさん、作者の意図を越えた深い洞察に感謝です。 

>人に似せて作られた人形に/最近は人が似てきていると感じもします。

そんなふうに思ったことはありませんが、そうかもしれませんね。どちらが本体なのか、あやうくなったりしそうです。



---2016/09/11 20:45追記---

松岡真弓さん、とても丁寧に読んでいただき、嬉しいです。ありがとうございます。
アンティークドールになりえたということは年月を味方に出来たということなのかなと思います。
それが松岡さんがおっしゃられた「業」 そのものなのかなという気がしています。


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