記念日だけではなく/深水遊脚
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- るるりら 
- アラガイs 

埋め立てた土地はいつか必ず海に還る。テレビで震災後の閑散とした空き地をよく眼にします。ただでさえ中央に声の届き難い東北地方の辛苦が伺えます。私の居住地なども、ほとんどが江戸時代以後に埋め立てた土地です。それでなくても少しずつ波に浸食されていく海岸線。災害が繰り返される度に、我々も自然の一部に過ぎないことを実感させられます。先ほどNHKの方のレスで書き足らなかったのですが、NHKの職員の方をはじめ、存続に苦労される地方のマスコミや新聞社の方には頑張ってほしい。倫理観の薄いインターネットなどはあまりにも情報が錯綜し過ぎて、どれを信用していいのか迷ってしまいます。ひと度何か異変が起こったときは「最後の砦」だと自負し、是非とも頑張って頂きたいです。


- 殿上 童 
- しょだまさし 
- 乾 加津也 
作者の葛藤が別の形をして
自分に迫ります
- 媒体 
 
作者より:
知っている(と思い込んでいる)ことを忘れないことよりも、
知らないことが何かを点検することにしたい。

アラガイ さま
ポイント、コメントありがとうございます。
5年経った今もなお閑散とした空き地が残っている状況は、絵としては痛々しいかもしれません。そんななかでも、鉄道の復旧、商業施設のオープン、漁業の復帰など小さなプラスの側面を見て行くことも大事だと考えます。そこでの暮らしを選んだ人にとって、またそこから離れた人にとって、復興は何か。街がそこに形作られてゆくプロセスはどうしても地味で、津波のこと、そして津波がなかったら続いていたであろう様々なことを考え、そこからの欠落に目が行ってしまうのは、ある程度は仕方のないことかもしれません。忘れようにも忘れられない。頑張れと言われても言われなくても日々の暮らしはすることになる。そんな、そこに暮らす人たちにとっては特別ではない日常を想像すること、問題を過大評価も過小評価もせず、自分に引き寄せずに、いま起こっていることを見つめ、知って行くことが大事だと思います。それもたぶん支援になります。

乾 加津也 さま
ポイント、コメントありがとうございます。
これについては考えても尽きないものだと思います。1人の力では無理だから、それぞれの立場で真剣に考えたことを汲み取りたいです。私は東北には縁が薄いですが、できるだけそこに近く、そこに住み続けた人の発信するものを追うようにしています。

るるりら さま
牧野クズハ さま
殿上 童 さま
しょだまさし さま
羽根 さま
媒体 さま
ポイントありがとうございます。

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