作者より：

有希穂さん　　ありがとうございます。
村乃枯草さん　ありがとうございます。

---2015/08/13 07:07追記---

アラガイさん　ありがとうございます。

マラルメも可能な文脈の流れなんでそれを気にしたのかもしれませんが、
ここは、スピノザじゃないと、ただのシュールレアリスムになっちゃうのと、
ただの言語論でなく、ものの見方に切り込んでいることがわからなくなるため。
わたしの文脈は、スピノザならそれを理解できる、という点です。
それに、本作のセリフ部分は、スピノザの使ったセリフをもじったものでした。

「史上最も過激な思想家」といわれたほどスピノザは言論の自由の勇者でした。彼は、だが人は何でもアリの自由な存在でもない、とも言う。そして、顕微鏡や望遠鏡を作ったりする光学研究者でもあったり、他への影響など興味深いところが多いですが、私がここで彼に友情出演を頼んだのは、彼の『エチカ』の最後の、

　　「すべて高貴なものは稀であるとともに困難である」

という言葉にうたれるからでもあります。