歩兵/HAL
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- アラガイs 
これから戦争にでもなれば人間はもっと冷淡になれますよ。血を見るのも流すのも嫌いな軍人たち。そのくせまるでゲーム感覚で軽く扱う殺人破壊兵器。同僚と笑いながら画面を見てはボタンひとつで何万人と殺せる時代。人の死や自分の死さえ何の感情もわき起こらない世代。それよりも、何よりも現実問題として重くのしかかる高齢者医療負担の方をわたしは危惧しますね。年寄りの具合が悪くなれば簡単に見捨てられ処理される命の安い時代。そうなる手前に安楽と逝きたいものです。



- 吉岡ペペロ 
- こひもともひこ 
福島の原発事故も、この作品とまったく同じ状況ですね。
 
作者より:
>アラガイさんへ。

高齢者問題は、ぼくも後数年でその中にカウントされる人間ですので、非常に重くのしかかっています。また、消費税も上がります。それは、ニーチェの根底にある“弱いものは速く死ね”に通じるものがあります。かといって、ニーチェが嫌いではないことが、ぼくの抱える矛盾のひとつです。
>伊藤緑木さんへ。

ありがとうございました。
>こひもともひこさんへ。

確かに。あれも一種の戦争でしたものね。吉田元所長さんは軍曹と言った所でしょうか。そして、その部下の人たちは歩兵だったんでしょ。あそこの時点で停められたのは奇跡に近いものだったような気がします。馬鹿な大本営の指示に、さもその指示通り遣ってると嘘をつき、炉心への海水注水を続けなかったら、福島原発がすべての炉心が融解し、すべてが爆発していたら、もうこの国はなかったとも想います。


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