翠雨/夏嶋 真子
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 未有花 
- nonya 
- 石川敬大 
- 都志雄 
- ルナ 
- Wasabi  
- 恋月 ぴの 
- ハイドパーク 
---2010/06/16 18:04追記---
どの歌もすごくいいです。
特に3首目と6首目のはなつ
フェミニンなオーラに
TKOされました。
- はちはちよん 
ほんとうにほんとうにすばらしい。かっこいいくらい。
- 殿岡秀秋 
- 《81》柴田望 
- 吉岡ペペロ 
- ぽこぽこへッへ 
最初と、最後から2番目に惹かれました。
- 橘あまね 
- やや 
- 邦秋 
- なき 
- あ。 
- ロリータ℃。 
- atsuchan69 
- コーリャ 
- あおば 
- ま のすけ 
いくつかは、とても好いですねぇ。 
おしむらくは、その波が在るようにも感じてしまった辺りでしょうか。
ともあれ、「わたしのオレンジ」や「虹の水無月」は、もう一首加えれば
「青い瞳の子猫」は、かなり響いてきました。(微笑)
 *でも「子猫」は「仔猫」が好いかなぁ…。
- 佐藤真夏 
- 瑠王 
- 大村 浩一 
チュッパチャプスの穴が印象的でした。
- 本木はじめ 
- 壮佑 
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- 番田 
助詞を外すところもあってもよかったのかも知れなかった。
- AtoZ
「いちご泥棒」というあざといことばをみてわたしはポイントをいれるのをやめた。
全体に修辞に必死で、こころがこもっていない。
これはわたしの求める歌ではない。
 
作者より:
読んでくださったみなさん、ありがとうございます。


ミニ写真歌集にまとめました。「翠雨」http://natsushimamako.blog133.fc2.com/
写真はどれも日常のスナップで技量はありませんが…
私なりの新しい試み、見に来てくださるとうれしいです。
(6/18鴉の歌が漏れていたのでアップしなおしました。)


竹中えんさん

今回の全体的なテーマは「現象はきえてゆく、」というそこはかとない無常観です。
もののあはれの情緒的美しさ、をイメージしながら
背伸びはせず日常感じたことの中からわかりやすいイメージを詠みました。
読む方の心に一瞬、色彩を浮かべ
現象が消えてゆくように歌の持つ光も闇もすっと流れていく、
そんな仕上がりにしたかったのですが本当に難しいですね。

特に難しかったのはイメージばかりが先行してしまい、韻律をどううたうのか、
試行錯誤の連続でした。
でもそのおかげで、よい歌集や本にめぐりあいました。
あ列の明るさ、い列の涼しさ鋭さ・・・、息継ぎ、リズム・・・
もっとたくさんの秀歌を読んで、音(おん)に対する感性を磨きたいです。
ありがとうございます。



果音さん
儚いこと、さびしいこと、せつないことでぽっかりとあいた穴には
朝がくればやっぱり光が射す。そんな気持ちを歌にこめました。
その光に希望と名づけてもらえてとても嬉しいです、ありがとうございます。



野の花ほかけさん
コメントありがとうございます。全体的にさびしい印象の歌が多い中でこの歌は生のきらめきを想って詠みました。
心から色彩が自然に湧いてきてできた歌です。梅雨の時期も、虹を数えて過ごしたいですね。ありがとうございます。



たまさん
自分の飼い猫を詠みました。
室内飼いの猫の狩りの本能、飼い主としては切なかったりもします。
猫の短歌、また詠んでみたいと思います。コメント、ありがとうございます。



ハイドパークさん
余談ですが、チュパチャップスのロゴ(デイジー)をデザインしただのは画家のダリです。
ダリの絵から空間のねじれ →穴をイメージしました。
ダリの絵画はイメージの塊みたいで、そこから自分の手に負えるシンプルな素材に辿り着くまで大変でしたが連想ゲームは楽しかったです。
108首までがんばってくださいね、コメントありがとうございます。


はちはちよんさん
少しずつ少しずつ勉強しました。
前作の紅色よりは、自分でもけっこう上達したかなとは思うのですが・・・(苦笑)
でも、まだまだです。ゆっくりがんばろうと思います。
はちはちよんさんの歌の着想点、好きです。
思いつきの拙作でごめんなさい、歯ならびの歌、返歌

かき氷さりさりと食む隙間から夏の歯ささやく「花火しようか。」

コメントありがとうございます。


小詩民さん
いちご泥棒というのは、アーツ&クラフツ運動を率いたウイリアム・モリスのデザインしたテキスタイルの名前です。デザインの中に描かれているいちご泥棒は小鳥ですが
人はそれぞれのいちご泥棒(心を奪い夢中にさせるような存在)を胸に住まわせているのだと思います。

残月の歌は
有明の月またの名をフラジール、壊れた夜の夢の残照
赤い目のオニヤンマの夜、静脈に線路を結ぶ遮断機の音
という下書き二首のイメージを、音韻を大切にして詠み直したものです。
残月という硬く重い出だしに残響という体言止をあわせることで歌を共鳴させるという
狙いがあります。苦心したので、自分でも好きな歌です。
コメントありがとうございます。


番田さん

歌人・尾崎左永子さんが「無駄な助詞ひとつ省く努力をしないでなんの短歌修行だろうか。まして意味のない破調を感情のほとばしりなどという甘えは厳につつしむべきである。」と書き記しているのを思い出しました。
短歌は31文字しかないので、一文字もおろさかにできないのが大変ですが
助詞一文字の違いで歌の印象がかわるのがまた面白さでもありますね。

たとえば、
堆く積み上げた夜(よ)に星落ちて海辺の鴉の銀の嘴
助詞「に」を省くと
堆く積み上げた夜(よる)、星落ちて海辺の鴉の銀の嘴

漢字の読み方も受ける印象もかわってきます。

貴重なアドバイス、ありがとうございます。


ま のすけさん
わたし、今まで仔という字を使ったことがないことに気づきました。
大発見です(微笑
今度早速使ってみよう。
わたしのオレンジは昨年の6月に書いたフィクションという詩が元になっています。
自分の作品を短歌にするという試みもなかなか面白かったです。
コメントありがとうございます。


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