夜光列車/木屋 亞万
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- ブライアン 
「すべての永遠の喜びは、でき損ないのものにあこがれる!」
地下鉄が真っ暗な中で立ち往生する。週初めの朝、仕事へ向かう満員電車。永遠の真夜中で、車掌はアナウンスを繰り返す。『電気系トラブルのため・・・』。
窓に映る自分の顔を見ていた。

僕はその朝からずっと立ち往生しているのかもしれないなあと思いました。泣いたり、迷惑かけちゃダメだと。規制する声を聞きながら。
- kauzak 
- nonya 
- 佐野権太 
 
作者より:
即興ゴルコンダ(poenique)に投稿。

文月悠光さん、ありがとうございます。

ブライアンさん、ありがとうございます。
地下鉄はまさに永遠の真夜中ですね。
自分の意識や分身みたいなものが、
過去に置き去りになっていることに最近よく気付きます。
それを回収するべきか、メルクマールにするべきか、日々迷っています。

>「すべての永遠の喜びは、でき損ないのものにあこがれる!」

いい言葉ですね。
私は処女作というものに惹かれる傾向があるのですが、
でき損ないの作品のなかで、生々しいほどに現れる喜びに触れるのが
たまらなく好きです。でき損ないは生き生きしています。

樹膿さん、ありがとうございます。
Ю(ユー)さん、ありがとうございます。
kauzakさん、ありがとうございます。
にしやまあまねさん、ありがとうございます。
nonyaさん、ありがとうございます。
佐野権太さん、ありがとうございます。
規予子さん、ありがとうございます。

読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

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