ボルヘスさん/楢山孝介
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 水町綜助 
- リーフレイン 
- あおば 
- 角田寿星 
ぜひ目が見えるようにしてほしかった、と思うのは、ぼくだけだろうか。
- 千波 一也 
 
作者より:
ともさん
妻の方に比重を置いて読んでくれましたか。ちょっと自分としては意外でしたが、
読まれ方は自由です。喜んでいただけて嬉しいです。

三人称で書かれているのに、盲目のボルヘスさんに聞こえること、感じる
ことしか書いていない、一人称と変わらない書き方をしているという、
構造的欠陥がこの詩にはあります。
その書き方を正当化出来ないかと思い、「死ぬ間際にボルヘスが見た夢の中の
ボルヘス」「それを三人称視点で見つめるボルヘスの上位意識」「肉体は滅んでも
微妙にバランスを保ちながら継続する、死者の見る夢の中の図書館の中のボルヘス夫妻」

というような論理の組み立てを二十行ぐらい使って考えてみましたが、ここで書くと
「大丈夫ですか?」と少し心配されかねない内容になってきたので止めました。


Frankieさん、水町綜助さん、リーフレインさん
ありがとうございました。

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