この国で「生きていく」とは(随筆)/逢坂桜
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 李伍 翔 
そう思います。どうにかしたいのに、どうにもならないし、何もできない。悲しいです。
- ふるる 
大丈夫ですよ。こんなふうにいつも、問題意識を持っていることが「何かをしている」ことだと思います。マザー・テレサは、ノーベル平和賞受賞のインタビューで、「世界平和のために、私たちはどんなことをしたらいいですか?」と問われると「家に帰って、家族を大切にしてあげてください」と答えました。大それたことは無理でも、周りに優しくする、おかしいことはおかしいと言う、ということはできますよね。力は小さく、効果はすぐには現れないかもしれませんが、一人一人の日々の心がけが大事なんだと思います。
例えば母親が子供や夫に優しくする、その子供が他の子に優しくする、夫が職場で同僚に思いやりを持って接する、あるいは赤の他人同士でも、思いやりのある言葉をかけ合う、そうやって広がっていくんだと思います。
- 太郎冠者 
確かにあの発言はひどかった。前半の点に関してポイントを入れました。ただ、公共の場うんぬんに関して少し違和感がありました。西原りえこの子育て日記風漫画『毎日かあさん』を愛読しています。だから子供が公共の場で騒いでもいいんやないか、オモロイやないかと思ったりもして。自分としては公共の場でこそ騒ぐべきだと言い切りたいです。なぜなら公共の場は、みんなのものであるべきやと思うし、だからこそ画一的なルールじゃなくてその場その場でみんなが決めていくルールが必要なんじゃないかなと思います。
理想論かもしれんけれど。というか今の日本に「公共の場」があるのか疑わしいので。
その他は、共感するところが多々ありました。
乱筆失礼しました。
- 恋月 ぴの 
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- 田代深子
>kemuriさん
「産む役目の人」というのが女性に限定されているらしいのがおかしいかな、と。人間が有機的機械だというのは別にいいとして、「産む機械」であるのは男女ともがそうであるわけです。人間が遺伝子を残すための器なのだ、と考えるにしても、男女いなくちゃ子どもはできないわけでしょう? ふつうに、現代日本社会の中で子どもを産み育てる機関として考えても、やはり(特にオフィシャルな発言であるならば)男女の夫婦を想定するはずですもんね。「女性の方、がんばってたくさん産んでください」言われてもね…あらゆる国家機関、すべての男性が「生む役割」の女性を完全にフォローし、精子バンク使用、代理出産、クローン出産もOKとか言うことであれば、産む仕事に徹する女性はがつんと増えると思いますよ(笑)そして何より、産まれた子供の育つ環境も保証されるならばね。
つまり、多くの女性たちが腹を立てているのは、その発言の背後にある彼…というか(一部?)男性たちの、子産み子育てに対する無関心や他人事感になんだと、わたしは思います。

>再度kemuriさん
 これはしたり。たしかにさっきののはただ喧嘩腰でした。恐縮です。
 先のkemuriさんの発言が、「またうるせぇ揚げ足とりかよ。け。」と読めちゃったんですよね。まぁじっさい、そういう気分もあったんだろうし。それでまぁ「ただ子ども産ませて増やしたいだけなら、それこそ機械的に分業して子ども産み業できるようにしちゃえば!?」みたいな買い言葉的放言を。
 じっさいのところ、少子化に対する一般の危機感がどの程度のものなのか、わたしにはわかりません。ほんとうに危機感を感じているならば、もっと当たり前のように育児休暇が取れなきゃだし、保育所がどうしてあんなに入りにくいままなのかわからない。
 危機感ならば、産まれる子どもが少ないことに対するより、実際自分は子どもを産めるのか育てられるのか、ということに対してより切実に感じています。これはkemuriさんの意見と合致するところではないでしょうか。わたしは現在30代後半で未出産、40代前半までには出産したいよな、体力的にも…と考えているけれども、子どもを欲しいと言っている相方にしても、あの職場環境にあって育児休暇をとることができるのか、とろうと現実的に考えているのか、疑問があります。わたしだって仕事を続けたい。
 産まれてしまえば待ったなしでしょう。とにかく育て上げなければならないし、やるでしょう。しかし多くの母親たちが大らかに言うように「産んでしまえばなんとかなるのよ」というのは、そういう場当たり的な努力だけをあてにするのは、どうなんだ、と思う。それでまぁ、現実的には保育所増やせ、企業が育児しやすいよう協力しろ、思いますし言うわけですが。
 でも、kemuriさんが最後に指摘したように、「家庭制度と婚姻の風習を根底から破壊」したって、いいんじゃないかとも思っていたりはします。根底から破壊というと過激ですけど、形が変わっていいじゃないかと。女ひとりで子どもを産んで育てたりとか、男ひとりで海外の孤児を育てるとか、そういうのがもっと普通に可能(てゆーか子ども増えるなら推奨、くらいの勢いで)でも。べつべつの男女間で産まれた子供を新しいカップルが育てるとかも。もちろん倫理的問題はつきまとう。しかし因習的な家族間でも凄惨な出来事はあるわけで…とか言い始めると、また論点がおかしくなるのでここまで。(実は仕事中だし)
 あ。ちなみにわたしはフェミニストではありません。これは自己規定ですが。

>桜さん
この場を借りてお騒がせしました。
大丈夫です。できることからひとつずつ、です。
まずは子供を産むとき、パートナーにも育休をとってもらう、と(笑)
 
作者より:
本当につれづれです。
愚痴っぽくなってしまったかな。

李伍 翔さん、ありがとうございます。
うん。わたしもそう思うんです。でも生きてかなきゃならないから、悲しいんです。

ふるるさん、ありがとうございます。
・・・すごくうれしいです。本当にありがとう。
書いて、言葉もらって。そういうふうに言ってくれる人がいて。
本当にうれしい。ありがとう。

太郎冠者さん、ありがとうございます。
なるほど。ご意見、ありがとうございます。
いえ、わたしも思いつくまま書いてしまったので、反省が必要なので。
考えること、いろいろありました。ありがとう。

rainMさん、ありがとうございます。
・・・はい。ニュースなど見てると、気持ちがすさみます。
誰だって、きっと、笑って暮らしたいんですよね。きっと

RABBITFITGHTER?さん、ありがとうございます。

緑川 ぴのさん、ありがとうございます。

5or6さん、ありがとうございます。
いいえ、そんなふうに思わないでください。
貴方が恥じる必要はどこにもないです。
人の言葉に耳を傾ける見識をお持ちです。
貴方の恥じゃありません。

真山儀一郎さん、ありがとうございます。

kemuriさん、ありがとうございます。
ええと、比喩が下手、という以前に、そういう比喩程度の認識なのか、と思いました。
どうして少子化がすすんだのか、少子化を食い止めるにはなにが必要か、という視点がないんだな、と思ったんです。
ただ、「女達よ、とにかく子供を産め!」ていうカンジに聴こえたんです。
それで、腹が立ったんです。
どうして結婚が晩婚化と変わりつつあるのか、も関わってくると思いますが。
いろんな人がいるから、いろんな声を聴きたい。
ありがとうございます。

田代深子さん、ありがとうございます。
うん。わたしもそう思います。子供はお父さんとお母さんから生まれます。
ただ・・・以前に代理母出産が取り上げられた時も思いました。
本当に、男たちの頭は固く、出産を軽視しているなぁ、と。
日々、不妊治療に心を砕く人から見たら、ふざけているように見えるんじゃないか、と。
ご意見、感謝します。ありがとう。
こう、社会とか風潮とか法律(制度)を変えるには、極端に、誰もが眼をむいて、
それでいていままで誰もが思っていたことを、やってみたい、と思いました。
いえいえ。わたしが書いた文章に端を発してます。
気にしないでください。
・・・そうですよねぇ。うん。

蛾兆ポルカさん、ありがとうございます。
・・・そうですね。行く末で不安なこと、山積みなんですよね・・・本当。

仲仲治さん、ありがとうございます。

嵩麻呂さん、ありがとうございます。

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