それでも僕らはきっと祈りのために/ホロウ・シカエルボク
北村 守通さんのコメント
いつもとは違う、horouさんの文体がとても新鮮でした。
諦観の一歩手前で、しかし、何がしかを求め惰性的に彷徨う語り部の姿というものがひしひしと伝わってきます。
具体的にどうこう言う力を私は持ちませんが、horouさんの言葉には鈍くなった刃物の様な切り口を感じます。