木は逆立ちをし、闇は闇を止みてしまい、主はパスをお受けになられる/菊西 夕座
菊西 夕座さんのコメント
りつさん、そらの珊瑚さん、atsuchan69さん、ありがとうございます。
みなさまに酒造主さまのご加護がござますように! 

洗貝新さん、
 
 逆子の宇宙をおとりあげになったという伝説のアラガ医師ン様でございましょうか?

 これはこれは、たいへん御光栄なことです。わざわざお菊ヌシのミコトこと、キク主にお言葉をかけてくださるとは、もはや世も末、宇宙もそろそろおしまいではございませんか。

 しかしこの逆子の宇宙においては、なにごともお仕舞から始まるという転倒ぶりですから、菊主もせっせとセックスに明け暮れようとしているわけですが、下腹部ステーションから自慢のエッチ通ロケットを露出するたびに、スクッセというふうにセックスがひっくり返ってしまいまして、お相手のお嬢さんにスクッと背を向けられてしまうのです。ではバックから攻めれてよいのかとその気になるのですが、困ったことにロケットの方が上を向かずに下を向いてしまいまして、ちょうど昔の水道の蛇口が下を向いたようにしょんぼりしてしまうものですから、お嬢さんはもう背を向けたまま遠ざかる一方で、垂れたゾウの鼻みたいなイチモツからは悲恋の涙で水漏れが起こるという始末でして、急いで水道屋の水もれ甲介さんに手当してもらうわけですが、その手当の気持ちよさについには地下にむかって射精してしまうありさまですから、水もれ甲介様こそ菩薩様にふさわしいインポ鎌首の真正な介錯人であると踏んでいる次第です。

 ところで菩薩様はボダイサッタ様を略した言葉とうかがいましたが、実際のところは母体去ったでございまして、菊主の落下した種が宿るべき母体は背を向けて去ったままであり、大地という母体も菊主の射精をうけとめるどころか身をよじってかわす始末であり、まるでエイリアンの体液が宇宙船を溶かすかのごとく、どこまでも地殻に穴をあけて菊主の精液をすりぬけさせてしまい、ついには宇宙に放出されるという憂き目をみたわけでありますが、ここにおいて菊主の種は真空洞窟で虚無の晩餐に酔いしれるしかなくなり、第三者間氷河宇宙の姿ではなく、大射精間ひょーんが宇宙の姿となって、汚物にたかったハエみたいに静止したまま、真っ暗な虚無に足止めくらった状態で、地に足が翻る宙の下、ゲロゲロと蛙の下が伸びてきてめでたく食われる日を待っているという境遇にあるわけですが、まさか伸びてきたモノがアラガ医師ンさんの肉棒であるとは思ってもみず、したたか肉棒を打ちつけられてぐちゃぐちゃに潰されながらもエクスタシーを感じ、こうやって欲情に説法されることで「生命というとんでもない事態」が発生されるという予想外の出来事に、ただただ驚きを通り越して絶望と拒絶とが入り混じった歓喜の産声をあげているという次第です。