新月の夜/月乃 猫
森田拓也
さんのコメント
新月のもと、新たに生まれる仔猫。
でも、その喜びの中にも
どこか寂しげな感覚もありますね。
それは、やつぱり野良猫という、
宿命なのでしょうね。
でも、詩全体の新たな生誕への眼差しが優しい。
最後の、物語のはじまり、
というご表現、優しさが集約されていて
好きです。