雫は静かに背中を叩く/ふるる
鵜飼千代子
さんのコメント
「・・・・・・」が雨垂れのようで雫を多弁でなく、表現されている と思います。作者朗読をするなら、記号は書かなくてもいいかもしれませんが、「書き言葉で勝負」の意気込みを感じました。
同時に「点滴石を穿つ」という諺が頭に浮かびました。石の上にも3年という諺もあります。長い尺でゆったり生きましょう、お互いね。