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春になったら
冬は死んじゃうのって
おまえがあんまり悲しそうだから
ひとつ、翼をあげよう
冬とおんなじに
翼をあげよう
どこへでも渡っておいで
時が満ちるまで
空がめぐるま ....
十年前は
だれを好いていただろう
十年前は
どこに暮らしていただろう
一年、二年で気が変わり
三年、四年で空気が変わり
五年、六年、見た目が変わり
七年、八年、言葉が ....
反論がある、ってことは
温かいよね
ひねくれ者でも
あげ足取りでも
相手になってくれるだけ
感謝しなきゃね
雨のなかを、さ
わめきながら駆けぬけるのは
....
つめたい風が
頬に突きささるように
真っすぐで
それは
あまりに
迷いのない有り様で
わたしには逆らう手立てがない
気まぐれ風味に
夜空をみあげれば
きら星が澄み ....
ほんの
ひと握りの間に
つたえられる想いなど
わずか数行
わびるにも
しのぶにも
なぐさめるにも
たしなめるにも
ひとは
それほど多くを
持ち得ないから
大切 ....
木のおもちゃには
ぬくもりがある
けれどもそれは
物の扱いに手慣れた
おとなの語り
おさない子には
木は硬い
角を落とそうが
やすりをかけようが
木の硬さはなくな ....
かよわい肌の持ち主は
男のほう
繊細に消されていった
煙草の匂いは
指にも
首にも
移り住む
男を選んで
移り住む
男は
確かに直線的だ
けれども ....
波のゆくえが
気がかりならば
波の言葉に
添いましょう
正しさに
包まれようもないけれど
同じだけ
誤りようもないならば
それは
素敵な所作ですね
波の ....
中村 くらげさんの千波 一也さんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬の翼
-
千波 一 ...
自由詩
8
14-9-23
十年愛
-
千波 一 ...
自由詩
4
14-1-27
輪
-
千波 一 ...
自由詩
2
14-1-26
はいはい。
-
千波 一 ...
自由詩
2
14-1-20
わずか数行
-
千波 一 ...
自由詩
4
14-1-15
木のおもちゃ
-
千波 一 ...
自由詩
3
14-1-11
才能
-
千波 一 ...
自由詩
4
14-1-10
波のゆくえ
-
千波 一 ...
自由詩
3
14-1-7
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