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西陽射す放課後の第二音楽室
古びたオルガンが
窓際に押しやられ
やがて来る
粗大ゴミの日を待つ

かつてはだれかしら触れていた鍵盤にも
今ではホコリがかぶり
ただポツンと置かれた佇 ....
ページをくる毎に
指先に宿る期待

ひとつ
またひとつと
言葉から漏れくる息遣いは
しなやかに強く
細部にまでわたる描写は
どこか温かい


あの物語を
まだ覚えてる

 ....
中村 くらげさんのkeigoさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬のオルガン- keigo自由詩1014-1-7
あなたの語る物語- keigo自由詩514-1-5

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