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魚屋の前に打ち捨てられていた男いっぴき拾って帰る

生ゴミの何を肴にヌイていた浮浪者の裾、幾重にも揺れ
夕焼けに気づかないまま過ぎてゆく 道ゆく人の暗い横顔

あんな{ルビ表情=かお}するようになる必然を怖いと思う 立ち向かう前

ニュートラのままでアクセルおもいきり踏んでるようなままならぬ日々 ....
永遠に続いてくはず。不確かなふたりの日々を疑いもせず

真夜中の“着信あり”は君からの聞きたくもない別れ話で

さよならと言ってしまってよかったの?自問自答の朝日が昇る

この恋のリセット ....
ひと山に切り離されし髪の毛の時の長さを横目で計る

これ以上ないってほどに慎重な手つきで髪を洗う君。その耳たぶに揺れるピアスが

リセットの仕方分からぬ不器用な私にできるひとつの手段

必 ....
噛みしめた砂に零れしひとすじの涙は見ないことにするから

震えてる広い背中が小刻みに お休みしよう強いあなたを

肩を抱くことさえできず君の部屋そっと出て行く帰路は土砂降り


雨音がか ....
薄墨を流したような目の下の溶けるマスカラ 涙じゃないわ

難しい顔をしながらバーボンを語る男に惚れてみた夜

たまに出す声が真紅にそまる時 青白き夜明け 雲を見ていた

トレゾワの香りを君 ....
斜めにモノを見る
という言葉を
初めてきいたのは
いつだったか

気がつけば
斜めにモノを見ているような
最近の自分
落合朱美さんの一代 歩さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
伊勢崎町夜歌- 一代 歩短歌4*05-11-28
リアルな壁- 一代 歩短歌4*05-10-13
ペアジョッキ- 一代 歩短歌3*05-10-12
cut- 一代 歩短歌4*05-10-11
涙路- 一代 歩短歌3*05-10-10
10月9日の- 一代 歩短歌2*05-10-9
///- 一代 歩自由詩2*05-10-3

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