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そこだけは器用だった
二つの座標で審判になる
本能をかたる自虐に筋はない
責められなくなった


さじ加減は不器用だった
正直者はたいてい犯罪者
救うのはしってることだけ
肩まで透け ....
街を飛び出して
草原に連れて行って欲しい
排気ガスのない場所だから
どのみち眠れない



夢を見ろという
夢なんて持ってない奴らが
手本は今朝のミルクに溶けた
それは帰さなければ ....
生まれた時から軋みを聴いている

トンネルばかり走る列車の足音だ

時々思いがけない景色が見えて

映した窓を切り出しては

懐かしい無人の駅に送る

随分と乗り換えないでここまで ....
枯れ急ぐ葉が、視界を埋める

踏みにじる赤い葉

流れないイヤホンを外さない

電柱を揺らす、紫の鳥

街から秋が消えた



降ってきた白い朝

黒ずんだ部屋の窓

 ....
左屋百色さんの村正さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ネーミング- 村正自由詩2*13-4-25
平成ニヒリズム- 村正自由詩1*13-4-19
最終列車- 村正自由詩3*13-4-15
色殺- 村正自由詩2*12-12-19

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