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かんかん光る
かんかん踏切
かんかん降りる遮断機の
かんかん赤い光の点滅
その先線路を
飛んで行く
暗闇の中
急行電車が
飛んでゆく。
かんかん手を振る二歳の息子
電車を見 ....
さて また、あのすすり泣き
深夜不気味な静寂と
心の中を踏みにじる
遠吠えのような鳴き声と
嗚咽を漏らしたすすり泣き
寝静まった街の中
街路樹に風
風だけがざわざわと
聞 ....
窓から差し込む陽光に
そっと手を翳す
翳した指の透き間から
幾筋もの光が和音となって、響き渡る
部屋中に響き渡るそのハーモニーは
希望に満ちた朝の光
朝の空気の中、陽光が満ち溢れ
そ ....
埃っぽい倉庫街の一角
赤煉瓦造りの古風な倉庫
その中で熱心に壁の穴を覗く者
それは老人だった
グレーの草臥れたジャケットを着た
老人だった
櫛の通っていない白髪の
老人だった
老人 ....
年に一度お楽しみ
村の外れの野っ原に
大きなテントが出現し、
チンドン屋が触れ回る
さぁさサーカスが始まるよぅ
このサーカスは面白いよぅ
そこいらのサーカスとはチと違う
空中ブラ ....
雪が朝から降っている
景色の輪郭を消しながら
道路の染みを消しながら
隣の境を消しながら
雪が一日降っている
人の予定を消しながら
人の日常を消しながら
人の時間を消しながら
....
吃音的思考
促音が音叉のように
響き渡る
繰り返し繰り返し繰り返し
長音と撥音の区別の無い思考
一音節で何を語る
テンションとリラックスの繰り返しが
微妙にずれ
吃音的身体運動 ....
すいせいさんの……とある蛙さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
踏切
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……とあ ...
自由詩
22*
14-1-22
余命
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……とあ ...
自由詩
13*
13-6-26
コード2
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……とあ ...
自由詩
10*
13-4-26
壁の穴
-
……とあ ...
自由詩
11*
13-4-8
サーカスのおはなし
-
……とあ ...
自由詩
12*
13-1-18
雪が降る日
-
……とあ ...
自由詩
18*
13-1-14
吃音
-
……とあ ...
自由詩
11*
13-1-9
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