すべてのおすすめ
特別、僕のことを大切にしたりはしない
特別、僕のことを粗末にしたりもしない
毎度、ふぅん、という相づちの
そんな友達がほしい
約束なんかしなくてもいいような
午後 ....
実家の方角から、炊き込みご飯の炊ける薫りのしたような。
晩秋の寂しそうな母の背が、硬い根菜を刻んでいたような。
蜘蛛を決して殺さないこと、幼き夏の夕に僕は僕と約束をした。
左右の小指で指切りをし、指が切れ、僕は8本指の少年となった。
金属探知機を両手に、僕は金曜日を探している。
只今23:53(THU)、数分後、金曜日は僕に見つかる。
新年度って事で新しい粘土をこねこねしてみる。
冬の間に凝り固まった心身を解きほぐすみたいに。
その万年筆が本当に万年筆だと言い切れますか?
9999年目で壊れたら、九千九百九十九年筆ですよ。
端っこまでクリームの詰まったクリームパン。
そういう幸せが、君の人生に沢山ありますように。
神さまのぬり絵は芸が細かい。
僕の心に眠る花にまで色がついてる。
海王星と冥王星は今でも友達だろうか。
年賀状のやりとり、まだ続いているかな。
菜箸のまま食べる晩ご飯。
君は急な残業が入ったそうです。
ファスナーが馬鹿になった。
昨日までは天才だったのかもしれない。
一旦、ザルにあげておきなよ。
生活に疲れたなら、旅に出たっていいよ。
しじみに砂を吐かせた。
僕もそろそろ白状しないといけない。