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最終連は
とうに終わっていても
締められた言葉は
いっこうに完結するようすもなくて
視線は
空を漂う余韻の行き先を
見つめている

その時
一羽の冬燕が目の前を横切るも
地面に落ち ....
風もなく、静かな夜半に
疲れたかすむ目を、外に向ければ
ここから見える桜木に、花が咲いている
それは、わたしの目にだけ映っている、花
七分咲きの、満開の、はらはらと散りゆく花びら
走馬燈のよ ....
宣井龍人さんの長崎哲也さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
最終連から始まる詩片のような残音- 長崎哲也自由詩20*17-2-28
望桜花- 長崎哲也自由詩7*17-2-24

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