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太陽が東から昇ると
おれはまたしても踏みにじられる
あんたらの言う常識が
おれの体には流れていなかった
繰り返し繰り返し
針のとんだレコードみたいに
前を向け
あんたは言う
....
胸からぶら下げた
白いプラカードが標的の証
次々に降り注ぐ
憎悪のつぶて
血を吐き
涙を流し
それでも倒れることを許されず
ひたすら意味のないゴールを目指 ....
死んで焼かれて
骨だけになってみる
生きていた頃の面影は
煙と化し
白い骨が
朝日に照らされると
磨いた水晶のよう
他人の骨を混ぜてみても
誰にも分からない
骨を割っ ....