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畳一枚に張り付いた背中
切れかけの電気が最後の瞬き
嗚呼…お前と心中しようか
死ぬ時は誰でも独りだって
そうは言っても寂しいんだよ
大きな揺れを期待してみるも
窓ガラスは微動だにし ....
ここにたつあを つれゆくあを
すいてもすけぬ ながるるままに
こころおきなく こころにもなき
ことばをはきて うたはすてよ
うらごほし たちかれるきぎ
うらさびし はるのめぶき
しろを ....
癒着する襞の呟きに
「寂しからずや」
と夜が往く
薬指は今宵も夢を見れず
「あな哀し…」
と月に憩ふ
胎動することと
何ら変わりは無し
女が腐食してゆく