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青い壁の泳ぎ方は忘れた
信じなかったコウノトリの話
気の遠くなるような昔では
青い地面を活きた気がするから
開かない扉に背を向けて
水平線を目指す
なにも持たずに居 ....
空が白むのを眺めている
朝より早く夜が終わる
どこかにひとりでいる君
目覚ましはもうない
諦めの塔の頂上の
はがれかけの立て札
同じ ....
庭先から線香の香り
不意によぎる鉛色
殺伐
カレンダーのない部屋
起きたら茜色の光
ニュースは無常で埋まる
軋みとかたむく振り子
そしてきれいなお姉さん笑った
明日も天気は晴れ ....