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その記録に関して

僕の記憶の倉庫には
僅かな記述でくくられた薄っぺらな本が一冊しかありません

でも、その本を開く度に
痛くて堪らないと
僕の中の良心が泣き叫ぶのです
痛くて、痛くて堪らないの ....
 *
昼に停まった季節の便りは
いつぞやの名残を含んだセピア色の背景に、日向に生まれ落ちたパステルの淡い配色と、幼子の視線のラフなスケッチとなって
単色に描かれていた風景画を小さな額縁の中から取 ....
 *
抽象をなぞる指先が、無色透明な肌に存在だけを記して
昨日の空に溶けて行く、輪廻を正しく辿って行けば
全ての人の記憶は一つになると
ついさっき、知りました。
だから、君の香りはどこか懐かしいのだ ....
石田 圭太さんの遊佐さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
広島、長崎/1945年夏 - 遊佐自由詩8*09-8-9
迷宮組曲/第2楽章/昼下がり- 遊佐自由詩10*09-6-25
迷宮組曲/第1楽章/夜明け- 遊佐自由詩11*09-6-25

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