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一つの魂には多過ぎる涙を君は溜めている
すべての宇宙の悲しみを君は泣く
まるで時間というダムが決壊したようにね
僕は呆れて見ている
愛が欲しいと君は泣く
小さな女 ....
世界の果てには物語が待っていると思っていた
幼い誤解そのままに生きてきた
物語は僕自身だと知らずに
沢山の街を通ってきたし
最後の列車にものった
季節が変わるのを ....
夜のインターチェンジは光の花がつらなっているように
僕の孤独にしみわたってくるし
それを限りなくかみしめてきた気がする
つれない過去など捨ててしまったほうが良いのかもしれない
....
ときがたい遺失のなかに君はいる
わかってるさでもまたいつものようにつっこんでくるし
僕もこたえるさ
男同士でケツ触りながらああ気持ちいい……とかねえねえもっととか
これって仕事 ....
僕達は北極星からやってきた
銀河の闇を切り裂き
暗黒星雲や超新星と交感しながら
遥かな光年をやってきたのだよ
オーロラのカーテンをゆらしながら
氷雪を溶かしながら
....
下弦の月が押し殺した笑い声で見降ろしている夜は
やり場の無い紅い狂気がぼくを支配する
沈潜する魂は追いつかない時を追いかけて
それでもワインの薫りがなつかしいのだが
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