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故郷の
桜の木が老いている
むかし酒屋だったところが
更地になっている
火の見櫓もなくなって
夕方になれば
知らないメロディが
柏の原に鳴り響く
昨日見た夢を
母に話 ....
川であそぶ
私と私
私はどうして
二人なのか
水面に写る
ある日の私
水切りしたら
私が消えた
渡船の船尾から
私が私に手を振って
私も私に
手を振った
ある日の川 ....
こどくであることが
きんじられているのだから
むれている
たけばやしで
たけはかぜにゆれている
みずからのかっとうに
かぜはとてもよくにている
あるばん
たけばやし ....