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何から何まで
犬の日々だった
私の瞳孔はつねに濡れていて
咽喉の奥はいつも渇いていた
風にさらされて 乾きすぎた手拭いのように
水に濡れた掌を求めていた
何もかもが
犬のようだった

 ....
ひるがえる
水の分子
玉となって
雨となって
降りそそぐ
鳥でさえも
ひるがえる
水の玉に
水のために
ひるがえり
ゆっくりと落ちてくる

空を見る
地に視線を落とす
ひる ....
松本 涼さんの岡部淳太郎さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
犬の日々- 岡部淳太 ...自由詩10*06-8-30
水玉記念日- 岡部淳太 ...自由詩12*05-3-22

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