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高いところから
こぼれた水が
だんだんとぬくもりながら
流れおちていく
その
さいごのひとつぶが
目がしらに発見される

水は
いつもさみしがるから
海と
出会わなくちゃ
 ....
紫の残暑が湧き出る。コンクリートの硬質を嘲笑うように。明るいところとそうでないところをたがいちがいに踏みつけながらきのう見たテレビを思い出している。
それはせみの羽化の映像で、ナレーションは ....
ひざしが

丁寧にものごとを区別している(明るいところと影と)
かたむいてみている窓のそとがそうされるのを。
床はすこしつめたくて、かたくて、いい。
すこしずつ、ものごとは遠のいていく
 ....
麦穂の海さんのはるなさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海へ- はるな自由詩511-9-26
蝉は二度死ぬ- はるな散文(批評 ...2*11-8-30
うつむいて- はるな自由詩4*11-8-26

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