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薄紫いろの軽自動車
後部席のドアに開いているような影
だれか乗っている人影
それをぼくは
喫茶店で
珈琲を呑みながら
見ていた立ち上がったそれきりだった
....
すべてのITシステムに信頼を
そんなキャッチコピーを見つめている
すすめセラミックス
そんなキャッチコピーも見つめている
疲れることがおーいーなー
そんなこころを持て余している
ウワサに ....
仮面ライダーになりたかった
あのときぼくはまだ
仮面ライダーじゃなかったから
そのことばかり考えていた
三日月は満月になりたかった
ひとはみなしあわせになりたかった
....
綿毛がひかりになる夢を見た
世界があったかくて平和だった
綿毛とひかりの
愛でも歌っているのかなあ
永遠かあ
空がこわいくらいの青だった
蛇行する広い河川の横を
木々の黄葉が連なってい ....