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鬼には非ず
母の背に
握りこぶしを
つくりて仕舞う
ズーズクズーズ
ズーズクズーズ
ズーズクズーズと鳴く夜に

光る原っぱ飛ばずにおいで

ズーズクズーズ
ズーズクズーズ
ズーズクズーズと鳴く夜に

沈まぬ池から昇っておいで
 ....
夜の国分町の道路は汚くて/ヒールを履かないと歩けない/アルコホールより/香水の匂いがしている/香水よりもタバコの匂いがしている/前を歩く人を/見失うような道ではないのに/◆/◆/◆/黒い点になって .... 朝早くのまだ太陽が有頂天でない時刻に、New zealandの片田舎の都会。裏路地の階段の下に住んでいる少年、足の裏が靴の底よりかたいのよ、サンダルを盗んでいったらいいんだ。虹色に騒がれた名画のよ .... 酔っ払った言葉に
含まれる独特の
熱を持ったアルコールが
次々と、
次々と次々と、
虚ろな目を横に
動かしていく
眠り込むあたりに
こぼれ落ちてしまう
転がる目玉を踏まないようにと
 ....
赤紙が家に貼られている
眇の老人が萎れた体を斜めに
ぽつねんと家を見詰めていた
少し離れた泥溜に立って
観察する事にした
男は死んだ祖父に似ていて
木から彫り起こしたかの様な
固く艶 ....
じいちゃんが
死んで
棺桶に入れられた顔を
じっとみては
安心していたけれど
触ってみる気には
なれなかった

じいちゃんを
火で焼いて
消す
ひどく惨い
ごおごおと
火 ....
花キリンさんの長押 新さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 長押 新自由詩1*11-9-13
時間通りに夜- 長押 新自由詩3*11-9-4
天の川を踏みながら- 長押 新自由詩2*11-8-20
1872年_足の裏- 長押 新自由詩2*11-8-12
祝杯- 長押 新自由詩2*11-8-11
或男の家- 長押 新自由詩1*11-8-9
焼骨の埋葬- 長押 新自由詩4*11-8-2

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