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お前の髪
蚕の繭だったらなあ

白くて細くてふわんとしてて
綺麗だろうなあ

俺はお前を紡ぐんだ
糸車を
カラカラ言わせて

それから織って
お前は美しいすべらかな生地になり
 ....
死体になることも出来ない
朝の、調子はどうだ、と聞かれても
貝殻になりきれない私では
考えているからと、通り過ぎるしかない

美しくありたい
ほんの、時々でいいからそう思って
張り詰めた ....
あなたが優しく息を吸い
ふい と息の根を止めた時
私は とても幸福でした


流れる雲は川面に映り
青い空を魚は流れる
錯覚しておいで
この手の平の陽に
飛ぶ魚よ 飛ぶ鳥のように
 ....
初めてのプレゼントがさ、お菓子のおまけの小さなキーホルダー。
最初はね、これってどうなのって思ったよ。
でも、これやるよってぶっきらぼうに渡されたそのおまけを、私は宝箱に入れて永久保存。
たかが ....
巡りあわせの歯車の
ひとつ欠けてしまった噛みあわせ
それでも
偶然は何事もなかったかのように過ぎて行くので
わたくしは あんぐりと みていました

あの方の書き残した言葉が挟まったまま
 ....
貴方なんて大嫌いだった
でも、それでも有難う
自分なんて大嫌いだった
でも、生きているのは
人間なんて大嫌いだった
でも、大好きだよって
弱虫なんて大嫌いだった

嬉しかった
泣きた ....
茹でる前の固い麺は頑なに自由を拒む私の心
熱い熱い沸騰している湯に放られてほぐされ潤う心
決められた時間で私は蘇る つやつやの黄色い肌をもつ
そして私は食べられる 悲壮な顔をしたお嬢さんに
お ....
のっぺりとした日常に
私は何のビジョンも描けないまま
とりあえず今日の仕事を片付ける
意味など求めるのは野暮なこと

仕事帰りは1人家路を辿る
どこにも寄り道もしないまま
寝 ....
君が好き。

ただそれだけが、
素直にいえなくて、もどかしくて。

僕を見てよ。

素直じゃない僕は、
ずっと君だけを見てるんだよ。

君が好き。

君が望むのであれば、
何 ....
スパーンは何度も訪れる

スパーン!!

昨日、私は小泉首相になった
角ばった頬と細い目
三角定規の鼻
確かに、あのときは首相だったから

スパーン!!

鉄線好きなんだな
気 ....
明けない夜に悲しみを注いで
浮かぶ月さえ撃ち落とす勢いの
その怒りを私にぶつけてもいいから
自分を責めないで欲しいの

不安定な心を抱いて彷徨う夢は
とても怖くて怖くて仕方ないけれど
必 ....
こんな閉鎖的な空間に紋白蝶が現れた
出口もないこの部屋で
青空を求めて
ひらひらと踊りながら
わたしの手をすり抜けて
荒れた指先をかわしながら

体の動きが緩やかになっているのはわた ....
冷蔵庫から ほろ苦い
コーヒーゼリーを取り出した
冷風吹きすさぶ 一番上の段
甘いフレッシュの上で
体育座りしている
君を見つけたのは
午後3時

 ああ、寂しかったんだね
 今日は ....
いつの間にか聞こえなくなってた
あなたの歌声
いつの間にか見えなくなってた
あなたの笑顔

愛してるって伝えても
愛してるって伝わらない

どんな場所でも
あなたがいないこと
感じ ....
戦争の詩を書こうと思う

小学校の暗い図書館の隅に見つけた「はだしのげん」
戦争という言葉がまだ現実味を帯びていなくて
まだ子供だから分からなくてもいいなんて
そんな生ぬるい世界にどっぷりつ ....
そりゃあきれいでサラサラのボウズさ
プールからあがって
シャワーを浴びたばかりの

音も殺して近づくんだもの
それで顔にティッシュ乗っけて逃げてくから

なんともはや、

すごいでか ....
真っ白な紙を前に途方に暮れている
昔なら何も迷わずに
筆いっぱいに色とりどりの絵の具を染み込ませ
描きなぐったのに違いない
誰のことも考えることなく
自分というものをもって
確かに楽しかっ ....
僕はキミの海で溺れる魚
どれだけ嫌われても
嘘の愛情でも
与えられると嬉しくて
悲しい程に切なくなって
瞼の裏の真実を裏切る勇気もないまま

偽物でもいい
キミの傍で呼吸をしていたい
 ....
 {ルビ一歩=いっぽ}踏み出せばどこまでも
 この季節が続いてゆきそうな気さえする

 はやるきもち
 紫陽花とひまわりの{ルビ間=あいだ}
 入道雲の{ルビ構成=つくり}
 光のつぶ
 ....
シャチを吐いたなどとは
とても言えぬ

あの白と黒の

愛しい人             日傘で待ちます
私はいるから           死んだ後でも
ここにいるから          ....
静かに流れる 時に身を任せ
風に揺れる ひなげしのように うたう
ひととき

背高のっぽの葉っぱの向こうに きこえる
はみんぐ

ま〜るくなって
日向ぼっこしてる きみの
となり ....
誰もが
しあわせのにおいをさがしている
目隠しの鬼は
手の鳴る方へと


ほんのかすかな予感が
僕らを誘う
どこかにかくれるしあわせの
その端をつかめるように


おぼつかない ....
あれ? おかしいな
さっきまで一緒に笑っていたよね?
急にどうしてそんな事を言うの?
どうして態度をいきなり変えるの?
僕が何か悪い事でもしたかな?
ねぇ? どこへ行くの?

そんな冷た ....
揺れる緑の草
風になびく 気まぐれに
そんな姿を見ていると
なぜだか風が笑ってる様な気がした

根をはって 見えない土の奥深くで踏ん張っている
強く 強く 強く

揺れても良いよ
流 ....
夏の風が苦しくて しゃがみ込んで目を伏せた
風が止んでふいに目を開けると
波の上で躍ってる銀色の光が 近づいてくる様な気がした
その風は優しかった 気付いたのは日が暮れてからだった
誰かが願いを架けた流れ星
零れ落ちる涙は頬を伝い
張り裂けそうな胸を必死に抱きしめて
あの人だけはあの人だけは

祈りを捧げるロザリオ
誰に向けるでもない悲しみは
キミに襲いかかる弾幕の ....
どうしてそんなに早足で歩いてるの
どうして誰かに追い越されると焦るの
僕の横を俯き加減で通り越してゆく人たち
何も言えず誰かが敷いたレールの上
立ち止まらずに歩いている

疲れたなんて言え ....
ゼロからの徒歩
                           {引用=「ちょっと休憩」}
かき混ぜるスプン
スープはさめた
温めなおしはいかが

ミンと名づけた靴
スイと名づけた ....
男を好きになる度に
彼女の体から火薬の匂いがするの


情熱はジリジリと 
へその下から入り込んできて
体中を燃やして行くのよ
 だから いつも
骨の焼ける匂いのする
彼女の手を ....
100点採って幸せになれるなら いくらでも勉強するさ。
もこもこわたあめさんの自由詩おすすめリスト(781)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紡ぐ- ふるる自由詩33*06-9-23
トーン- 霜天自由詩1106-9-20
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あ〜ぶらかたぶら- ひより自由詩7*06-9-9
大好きで大嫌いで愛してる- 桜木 ハ ...自由詩6*06-9-7
ラーメンとお嬢さん- ひとみん自由詩6+*06-9-7
深淵- 快晴自由詩5*06-9-4
君が好き。- 神音自由詩206-9-3
スパーン- 木葉 揺自由詩606-9-3
God_bless_you- AKiHiCo自由詩706-9-1
紋白蝶- 暗闇れも ...自由詩5*06-8-31
寂しかったんだね- 千月 話 ...自由詩12*06-8-24
Autumn_wind...- Lily of the ...自由詩3*06-8-21
終戦記念日- 暗闇れも ...自由詩3*06-8-15
悪夢はそよ風に乗って- ふるる自由詩12*06-7-31
白紙- 暗闇れも ...自由詩5*06-7-31
溺れる魚- AKiHiCo自由詩406-7-24
夏まみれ日- 日和自由詩11*06-7-21
避暑地の幻獣- ふるる自由詩10*06-7-18
おやすみ- ひより自由詩5*06-7-16
まわるくに- 紫乃自由詩7*06-7-15
Lie- AKiHiCo自由詩306-7-13
ゆらぎ- ひとみん自由詩3*06-7-9
夏風- ひとみん自由詩5*06-7-7
水先案内人-Canopus-- AKiHiCo自由詩4*06-6-30
みち- AKiHiCo自由詩406-6-27
- ふるる自由詩13*06-6-23
戯れ- 千月 話 ...自由詩22*06-6-22
一行で百行分の叫び- 神音自由詩4+06-6-16

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