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空の頂に月のない夜
まなざしは
同じようにはやってこない
待ちぼうけの子どもたちが
眠ったふりをして
息をこらすように
取り巻いて包んで
進行する世界に
オクターブごとに反響する
数 ....
泣きやんだ空のゆううつ
雲のまにまに
トタン葺きの屋根屋根からとびたった
まっしろい小鳥たちのまっくろい足、足、

鎮守の丘をみあげては
向こうがわを夢見る
臥せりがちの少年の
履きつ ....
朝の訪れるたび
切り離されたからだを思う
昨日との交信が途絶えて
寄る辺ない
なまぬるい風に
輪郭を確かめる


季節がしみこんでくるのと
季節に染み出していくのが似ている ....
久石ソナさんの橘あまねさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜をなぞる歌- 橘あまね自由詩1611-1-9
冬の日の即興2- 橘あまね自由詩1211-1-3
alt- 橘あまね自由詩28+10-6-27

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