昨日のおやつはコーヒーゼリーだった。
抹茶プリンから出来たmiso・スープの香りに誘われてキッチンに顔を出してみれば、
クッキーの形をした人形の右足だけが焼成前の段階において(既に)切り取られてい ....
少年は母を求め、苦悩する。その無垢な思いゆえに気づかなかった過ちを。

爆発してゆけ、
       爆発という言葉の薄い層を突き破るように。
                   そのような ....
≠sweet noise
=silent jack
≒earphone jack
≦hijack

無口なジャックがハイジャックを企てた
ハイだからって高い場所じゃなくたっていい
 ....
「あ、空が落ちてる!」

水たまりのぬかるんだ縁
から始まる冒険はジャン
プして飛び越えると湖に
変わる。映り込んだ山を
眺めながらボートで漕ぎ
だすと、水面が波立って
海になる。この ....
子供の頃、森に捨ててきた犬が
数十年かけて戻ってくる
窓の外で鳴いている
ここをあけてくれよう
あけてやらない
もし窓を開けたが最後
わたしのほうが犬になって
寂しい荒野をさまようことに ....
湿気を含み
じりじりと指先に迫る煙草の火のような不快な暑さが
ぼくたちのクーラーのぶっ壊れた車内を
熱によって歪ませていた

「この夏の異常な暑さ」

ラジオの気象予報が繰り返 ....
夏にディズニーランドで買ったロンTをノーブラで着てる
きみってさ、いつもひざ怪我してるよね
たぶん毎回おなじなにかにぶつけて
探偵ナイトスクープみたあとセックスしたがるしさ
局長の涙が ....
ガードレール越えて
唇をかわして
あっちの歩道に渡るから
先に横断歩道を跨いで待っていて
さら砂掬うように
ヘッドライト掬ってみるけど
ほとんどの眩しさは
指の隙間から零れてしまい
手 ....
一昨日からペンギンのぬいぐるみの名前を考えている。私はペン助はどうかと言うのに彼は首を縦に振らない。じゃあなんてつけるのって聞くと黙りこむから、私はペン助と呼びつづけている。ペン助をもふりたい。ずいぶ .... とくに仲よくもないけど足の裏いつかみたことがあったよ


大丈夫? あ、大丈夫です。 いや、血いでてるけど。 大丈夫です。 ポトポト


泣き虫なきみのいいと思うところかぞえてミートボール ....
五円玉の穴から覗けば見える都には雨が降り夏を追いまわし秋を連れてくる鈴虫の声高くお月見だ紅葉だと騒ぎ立てる人々をしりめに私は静かにしていたい静かにしていたい静かにしていたいだけなのに頭上のスピーカーは .... そこにやさしさのふくまれることのは
さわる、よりもっとかるくふうわりと
かくさんしてゆくかそうくうかんから
ふとすくわれるたれかのこえきゅうに
うすさむいあさにはんらんするきせつ
ひたひたと ....
咀嚼そしゃく噛むカム
咀嚼そしゃく噛むカム

印の無いカフェで食べるランチにはジャコ
が入っていた十数個の目玉(すべて片目)
に見つめられながら食べる三品はおいしい
かい惜しい貝は入ってい ....
ひさかたの
氷水

君だけに
伝えたい比喩

わかるかな
かわるかな

千年に
一度の平日

一年に
千度の平熱

燃えない
ゴミの日

誰かの心に
凧が上がる日 ....
群っていう字は君の隣に羊がいるね
名前に羊を持つ私たち二人は
未年に群れをなし干支ひと回りするうちに
何も変わらないことなんてあるわけがなくて

私の名前は父がつけてくれました
ゴシック体 ....
もうすこしよりそっててもよかったかな ミートソースをまきこんだ昼


常温のコーヒーカップに腰かけてめまぐるしいねとブレずにきみは


あれは冬 お店のなかスクロールして 値段で選んだカレ ....
あつい夜
きみはかんたんに
きみを脱いだ

なにも覚えていられないくらい
美しい夢が終わって
抜けがらとぼくは朝を迎える
そうしたらもう
どっちが思い出なのかわからなくなっているん ....
割りばしにまとった電気アメみたいに 暗がりのなかをぼうっとしたい


さよならを言うまで朝まで矛盾したい最終回またどこかで


ひとっこひとりいない駅前で七月ピスタチオの価値を知る

 ....
親指以外の四本の指を折り曲げて爪を揃えて確認
する癖があるのだけれど、ラクダの彼はその上に
自分の揃えた爪を重ね合わせるような素振りをし
た電車の長い座席に隣り合わせて犬の前足みたい
だったん ....
近頃は笹の葉があちこちでさらさらしてるので、
私だってさらさら言ってみたかっただけです今日
は、朝から土砂降りで髪がくしゃくしゃしてやり
きれないから、毛布かぶって学校なんか休んでし
まえ全員 ....
僕の(架空の)恋人


透明な御飯
透明なレタス
傾かない天秤
ぶれない標高
レタス
それから
御飯
それから
モディリアーニ
振り出しの
ファン・ゴッホ

リズムに合わ ....
という訳で、と 切り出してもて わかる方は解るくらいに 回数を重ねてきた
るるりらのお祭りのお知らせです。

わたしたち 現代詩フォーラムのすべての参加者は、詩を介して より幸せになりたいと ....
きぐるみぐるみな七つめ月のつめの
先までつきつめられタル梅雨の合間
のブルーなボトルは酸味があるから
好みじゃないのといっひとぅりんけ
びあをきどるの一杯だけでも気ぐる
ぐる身の隣の席では発 ....
(好きです
     きです
        きです
           きです
              き・・



閉じる前に
こぼれたね
真夜中、終電逃してて、窓辺にふいにうかんだ顔、
なんだかもう、流れていってしまいそう、ごめんね。
切りとってみていたい、街あかり、ぼやけた雨の真ん中を、
すこし行きすぎてます、降ろしてください、 ....
へーいべいべーちょーしはどーだい?って
スピーカーからだるそうな声がする土曜日
の夜の想い本当は月曜日の夜からわたわた
し書いてるけどまとまらないまあ止まらな
い咳の数はかぞえないか添えない寝 ....
甘夏をはじめましたというメールには青い空ごと添付されてた

そう、朔という本日にからまわり、ゼロ円ひとつスマイルを買う

そのたびは桜のなかに包まれて墨をひとつぶ遠い約束

このたびは桜の ....
獣のていで眠っていたい青緑と朱色のなか昔々の
イギリスのサーカスの新聞広告ゆか一面バラまい
て六月は停滞するヒグマは玉乗りするリスだって
玉乗りすル?けもののけもの現実逃避はたのしい
ですもの ....
寝不足をいいわけにして朝帰る ふせいじつだねきみとサラダには


サラミとかチーズが好きな四代目うまい棒のイラストレーター


浅草はがいこくの人とぼくたちと修学旅行生がであうまち

 ....
あなたなど信じないままどうしてもあなたに似ていく初夏の耳殻は



イヤフォンの垂れ下がってる首筋のせいだよわたしが海になったの



さみしさはぼくの美徳だ交差点ごしにあ ....
阿ト理恵さんのおすすめリスト(928)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
せわしなく掻き出す前足が穴をどんどん深くしていく(ゴル投稿)- 百均自由詩4*15-10-11
エヴァンゲリオンごっこ- kaz.自由詩3*15-10-9
サイレントジャック/即興ゴルコンダ(仮)投稿.78- こうだた ...自由詩5*15-10-9
空が落ちてる/即興ゴルコンダ(仮)投稿.75- こうだた ...自由詩5*15-9-29
- 春日線香自由詩515-9-29
ヘンドリックと青い空- オダカズ ...自由詩2*15-9-28
ミッキーマウスの耳は横を向いても重なったりはしない- 末下りょ ...自由詩3*15-9-26
ルル- 竹森自由詩115-9-23
名づく/即興ゴルコンダ(仮)投稿.74- こうだた ...自由詩8*15-9-23
さようなら_さよなら_じゃあね_また明日- さわ田マ ...短歌515-8-31
真鍮の都/即興ゴルコンダ(仮)投稿.68- こうだた ...自由詩5*15-8-29
触れる日々/即興ゴルコンダ(仮)投稿.66- こうだた ...自由詩4*15-8-25
ルクレティウスの夜/即興ゴルコンダ(仮)投稿.65- こうだた ...自由詩5*15-8-22
アメノチ- やまうち ...自由詩2*15-8-22
群がる/即興ゴルコンダ(仮)投稿.58- こうだた ...自由詩6*15-7-29
スイミ- さわ田マ ...短歌1215-7-28
あつい夜- はるな自由詩715-7-23
最終回またどこかで- さわ田マ ...短歌615-7-9
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そんな気はさらさらないってつぶやく口のなかでだけ/即興ゴルコ ...- こうだた ...自由詩4*15-7-4
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:- 竹森自由詩515-7-3
★七月七日十七時七分七秒★七夕祭のお知らせ。★_- るるりら自由詩10+*15-7-2
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