ぼくが詩を書けなくなった日は
毎日ヤクザに追われているだろう
ぼくが詩を書けなくなった日は
毎日毎日イズミヤの試食コーナーに通っているだろう
ぼくが詩を書けなくなった日は
風俗嬢と付き合う日 ....
わたしの名は「誠実」、からむ蔦、めしべの棺、花をちらす雨季の停滞、主宰者のひたいにこぼれるしるしのようだった、執事のトルソ、息は茜色をして、椅子にちかづく、わたしの名は「誠実」

 椅子をつくる、 ....
私が死んだらどうか
庭には一面青い花を植えてほしい

春にはシラーとアリウムが
夏にはマツムシソウとラベンダーが
秋にはクジャクソウとリンドウが
冬にはミスミソウとヒヤシンスが
それぞれ ....
黒いサングラスをかけて見れば
世の中真っ暗だ
青いサングラスをかけてみれば
太陽さえ病んでいる
だが世の中終わりじゃない。
黄疸の赤ん坊は黄色いミルクをよく飲むし
血まみれの群集は市営プー ....
戸惑いと 哀を 感じられたならば

どちらの方が 他人の感情を
より 動かすことが 出来るの

僕には 分からない
君よ 教えて呉れないか

まだ 分からない
まだ・・・

★, ....
またあの子
そうか 小学校が休みだから

女の子はもじもじしている
暑い昼に お母さんと道で弁当なんてという顔をしている
頬に浮かぶその汗を無理やり拭いている
わたしが来ても顔色一つ変えな ....
あたしの左手首には
月型の紋章がある

うまれたときから
皮膚がすこし
もりあがっている

あなたと
初めて会ったとき

唯一のアクセサリーの
時計をはずして

その月型を
 ....
            滴
            り
            落
            ち
            る
五月の終わりの静かな夜の暗闇は遠く無限 ....
yumekyoさんのおすすめリスト(289)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぼくが詩をかけなくなった日- 森本隼自由詩310-10-24
椅子が記号になるために- 乾 加津 ...自由詩7*10-10-5
ブルーガーデン- 未有花自由詩20*10-10-5
大統領- salco自由詩4*10-10-5
*うさぎ- 藤鈴呼自由詩2*10-9-25
あの子- 乾 加津 ...自由詩6*10-9-25
紋章- 森の猫自由詩2*10-9-24
暗闇- beebee自由詩7*08-5-23

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