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空にはもう
手が届かない



真夜中、
潤いが消失した部屋で
繰り返し観たものは
果てしない砂漠での蜃気楼、の夢

瞳を覆う
色が無い眼鏡の、曇りをふき取っていく
余分なもの ....
ジンジャーエールの
薄いこがね色に光る泡を
優しく、かき混ぜ、溶けるように
わたしの過ぎた惑いを
散らしていった



冬の早朝に舞い降りる霜のビロードで
肌のヒリヒリする感触が
 ....
ヒヤシンスさんの小林螢太さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
微熱砂- 小林螢太自由詩16*17-1-15
ポリリズム- 小林螢太自由詩21*17-1-9

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