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色の無い花が咲きました
香りも無ければ
命を繋ぐ力も持たない
少しだけ
孤独に見える花です
花はただ
『生きられたらそれで十分だ』と
私につぶやきます ....
朝のひとときに
部屋の窓ガラスに
打ち付ける様に降る 雨
その降り方は
この身に潜む暗いものも
洗い流していくかのように
雄々しいあなたは お久しぶりですね
あなた ....
失う事よりも
忘れられる事の方が
どれだけ辛いのかを
想像しきれないまま
大切なものばかり
増えて 増えて 増えて
灯火の様な感情ばかり
胸の奥に 生 ....
偽ること無く 生きろと言う
隠れることも 逃げることすら
あなたはけして 許しはしないだろう
照らされる度に 濃さを増す
影と孤独 私の姿は
恥じるものでは無いの ....
そこには木々がありました
その向こうには海の様な空
私は風に吹かれていました
思い出が溢れるこの場所で
ここには昔の私がいました
今の私と共に風に吹かれて
....
言葉が解けないように
願うしか出来ない
今日もまた
思いが届きますようにと
そう 呟いた
もしも何か贈るなら
花よりもきっと言葉が良い
不格好でも あなたなら
呆れながらも ....
言葉と言葉同士を繋げた
未知の世界への扉が
目の前に
数えきれない程 並んでいる
片っ端から開けてみれば
知らない街の匂いがしたり
見た事も無い景色に息を呑んだり
深い七色の森の ....
季節外れのブランケット
雨音の波を 遮断しきれない
少し薄手のブランケット
ほんの少し 体に纏わり付いて
―――午前二時、
雨を受け止める窓硝子は
淡く蒼い夜の色
寒い訳 ....
年に一度きりの花火は
雨上がりの夜空に咲いた
濡れた地面から漂い始めた
靄に包まれながら
どん どん どどん
光鮮やかな花が 次々と咲いては 散る
無数の色に輝き 夜を照らす
閃 ....
この手に
白い本を抱えて
まだ見ぬ夜明けを
待っている
今は さよなら
いつか必ず 君の事を
確かな形にして
受け止めるから
待っていて欲しい
あの夜から
随分と遠 ....
ヒヤシンスさんの葉月 祐さんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
『透明な花の一生』
-
葉月 祐
自由詩
7*
16-11-16
雨の休日
-
葉月 祐
自由詩
4*
16-10-20
灯火
-
葉月 祐
自由詩
3*
16-10-19
太陽
-
葉月 祐
自由詩
3*
16-10-16
ある公園にて、
-
葉月 祐
自由詩
3*
16-9-21
ねがう
-
葉月 祐
自由詩
2*
16-9-17
詩酔い
-
葉月 祐
自由詩
5*
16-8-19
八月のブランケット
-
葉月 祐
自由詩
2*
16-8-18
さらさらと_ゆく
-
葉月 祐
自由詩
2*
16-8-16
夢の始まり
-
葉月 祐
自由詩
2*
16-8-16
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