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鬱蒼とした森からようやく抜けたのに
まだまだ長い道が続いているかのよう
曲がっては曲がり1本の道だけなのに
この道はどこまで続いているのだろう
明けては暮れまた明けては暮れてゆき
誰一人 ....
眠れ眠れ愛しい子
海原に漂う船の上
船は揺れる揺り篭
仰向けに寝そべり
青い空を眺めては
転寝を呼び寄せた
眠れ眠れ愛しい子
程よい船の揺れは
母親の心地好い腕
温かさの ....
夕暮れが近づいて物悲しくなっていく
独り歩くこの道がとても寂しく感じる
広い道の人混みも細長い裏路地も同じ
ひしひしと心に沁み込んでくるものは
不条理と儚さ故の虚無感が唸っている
夕 ....
幸せの余韻は漂っていた
静かに訪れる至福の時は
穏やかな心を呼び覚まし
淡い透明の色彩が流れる
珈琲は如何それとも紅茶
ココアに致しましょうか
湯気の立ち込めるカップ
まろやかな香り ....
風は南南西から
遥々やってきた
私は窓を開けて
南南西からの風
をいっぱい招き
入れ風と戯れた
生きている実感
頭から足の爪先
この手の指先に
南南西の風被う
風は ....
もしもの初めに風は立ち止った
もしもあの時振り向いていたら
私を受け止めてくれたのかしら
もしもあの時追いかけていたら
あなたは立ち止ったでしょうか
もしもの終わりを思い浮かべる
....
私は舞い降りた
そっと爪先で立ち
首筋と背筋を伸ばし
ふんわり舞い降りた
私は言の葉の妖精
誰かが私を呼ぶ声に
そおっとふんわり
舞い降りた
私は ....
一滴の雨が頬を濡らした
一滴の雨は頬を伝わって
私の胸元に落ちて消えた
どうしたの? 落ちた雫よ
一滴の足跡は1本の光りの線になった
一滴の足跡の1本の光りの線が消え ....
ヒヤシンスさんのtamamiさんおすすめリスト
(8)
タイトル
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カテゴリ
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日付
休息・・・
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tamami
自由詩
9
14-5-13
青い小船・・・
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tamami
自由詩
10
14-5-7
挽歌・・・
-
tamami
自由詩
8
14-5-1
至福の余韻・・・
-
tamami
自由詩
13+
13-11-17
南南西の風・・・
-
tamami
自由詩
7
13-6-25
もしも・・・
-
tamami
自由詩
4
13-6-2
柔らかな日差しに・・・
-
tamami
自由詩
6
13-5-30
雫・・・
-
tamami
自由詩
7
13-5-28
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