すべてのおすすめ
あなたがこの世から消え去ったら
思い切り笑ってあげる。

あなたが望んだ通りに
悲しまれるのなんて嫌だ、みんな笑っていてほしいって

確実に泣き笑いになってしまっても
でも私、笑ってあげ ....
またひとつの魂が消えた
そして別の場所で
またひとつの魂が生まれた

いのちをつないで
絶えないように

あなたのいのちは
わたしのいのちは
どんなおとを奏でる?

いのちの音楽 ....
強がっているわけでもないけれど
そして君が厭なわけでもないけれど
君が帰ってこない今晩が妙にすがすがしくて
コンビニで二つあるレジの一つで順番を待っていた
丁度私が並んでいた方じゃない方が空いた時
オヤジが割り込んできた
「先並んでたんで」
そう言って私はレジに商品を置いた

そしたら
「ちっ ....
魂を置き忘れたから
無為に待つ
ベージュの口紅を塗って
いつもより控え目なメイクで
つば広帽子を片手で押さえる

伸びた背筋にきっぱりした足取り
威圧感はないけれど有無を言わせぬ機敏さ


淑女として扱われたいなら
 ....
夜が来るほんの少し前
西向きの部屋には
橙がふんだんに降り注ぐ
いくつもの世代交代を経て
現在がある
永い間お世話になりました
ありがとう

今までいくつもの風景を映し出し
数々のメッセージを伝えてくれた
その分厚い顔
忘れはしないよ

過去は ....
悲しいね
だけど
いつか死ぬの
一人残らず
ねえ

もうためらわずに

道路のまん中を歩こう
失われたあの日を探して
あてもなく歩き出す
切望していたものを手に入れた瞬間
当たり前にあったものが音もなく消え去った

犠牲になったもののことを思い出しもしなかった
息を潜めていた痛みが ....
美しすぎる自分に恋してしまった
ねぇナルシス、あなたは誰のもの?
隣に居ても 抱き合っていても
あなたはあなた自身を愛してる

美しいナルシス、あなたを否定しないわ
唯、これだけは赦して
 ....
見つめ合うこともなく
言葉を交わし合うこともなく
唯体温を感じる距離で
お互いを認識している

肌が触れ合うことに
どんな意味があるのか
きっと答えは無いのだろう
そこに在るというだけ ....
雷雨と寒さにやられて
おまけにすごく読みたい漫画があったから
今日は仕事をズル休み。
何をそんなに恐れているの?
死ぬ可能性なんて今この瞬間だって
決して0じゃないのに
アールグレイの薫りが
そこはかとなく漂う部屋に
雨のそぼ降る初夏の午後
起き抜けにchampagne
むしろ浴槽を満たして
煙草の匂いはjazzyに

何て素敵な退廃
絡み合って墜落しましょう
不健康な呼吸

よく分かりもしない上等な言葉で
戯れてるだけ ....
「愛されない」というレッテルを
自ら貼ってる。
それを、自分で剥がそう。
やるせなくて仕方ないから
今日も殴る 殴る 殴る
やり場のない憤りは私の体を離れて
今日も蹴る 蹴る 蹴る

壊した自動販売機のへこみを見る度に
自分の幼さと体の暴走を嘆く
涙なんかより ....
両親の喧嘩が絶えなかった記憶
永遠なんて無いと気づいてた
部屋に独りきりうずくまる

欲しいのに ここに欲しいのに
どうしても云えなかった
既にあきらめていたから

体がしくしく震える ....
そっと、そっと
閉じこめたい
この腕のやさしさと唇のぬくもり
わかってるよ。とあなたは云う
それはやさしく、おだやかに。
そう簡単に云わないことも知っているから
私も「わかってるよ。」と返す
面白い 気になる
そんな興味の対象――というより「餌食」になったら
意見という名の圧力pressureに食い潰されていく

遠ざかることで自己防衛
そんな眼で見ないで
優しさなんかじゃない ....
「元気そうだね」と云う貴方に
「貴方からの電話を取る0.1秒前まではそうでもなかったよ」と思った
嗚呼、
バスタブの中で
溺れてしまいたい。
嗚呼 口ほどにもないのは
私の方でしたね
言葉で自分を護っていたのが
痛いほどに解りました

貴方に屈した私は
力なく跪き
貴方に赦しを乞うのです
部屋中にしきつめられた花びらを掬って
私の頭の上で振りまいて
白い隙間から じっと見つめていて
硝子張りの塔
空を突き抜けて
人類は何を目指したのだろう

地を這いずり回ることへの抵抗
重力からの解放
自由という名の挑戦

空中都市に想いを馳せ
天上人を創り出す
古代文明に預 ....
要らないものを棄てる
何の感情もなく棄てる
これでいいのだ

生きることはそういうものなのだから

Old leaves fall from maple trees.

それが生きるこ ....
高校の卒業旅行の折、詠めるうた。

桜散る空は見遣らで
独り座す伽藍の内に落つる閑けさ
真山義一郎さんのれもんさんおすすめリスト(34)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あなたが消える日- れもん自由詩411-10-19
いのちのおと- れもん自由詩511-10-14
blue_solitude- れもん自由詩3*11-8-23
割り込んできたオヤジ- れもん自由詩6*11-8-21
瞑想- れもん俳句211-7-20
ladyと呼ばれたいのなら- れもん自由詩311-7-17
打ち捨てられた橙に- れもん自由詩611-7-5
さらば、ブラウン管- れもん自由詩5*11-7-3
限りあるもの- れもん自由詩211-6-28
middle_of- れもん自由詩4*11-6-27
lost...- れもん自由詩411-6-15
ナルシスの悲劇- れもん自由詩311-6-9
完全なる沈黙の中で- れもん自由詩411-6-3
ズル休み- れもん自由詩411-5-17
死はある日突然訪れる- れもん自由詩311-5-13
アールグレイの部屋- れもん自由詩511-5-9
デカダンス- れもん自由詩4*11-5-1
嫌われ者の言い分- れもん自由詩2*11-4-18
violence- れもん自由詩211-4-14
愛を渇望する君- れもん自由詩311-4-8
閉じこめたい。- れもん自由詩111-3-30
i_see.- れもん自由詩111-3-21
好奇心という怪物- れもん自由詩211-2-8
call_me.- れもん自由詩211-2-4
薔薇に埋れる- れもん自由詩311-1-28
口ほどにもない- れもん携帯写真+ ...311-1-21
ideal- れもん自由詩211-1-14
摩天楼- れもん自由詩210-10-13
ステル- れもん自由詩110-10-4
桜散る空に- れもん短歌2*10-8-28

Home 次へ
1 2 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する