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ダイヤモンドより確かな一瞬に
石版みたいな青い空をみつける
だれの名前も刻まれることはないし
法律だって記されていない
ましてや
墓碑銘なんて思いもよらないのだ
だれかが今も死にいくなんて ....
空白をたどる
そうすればぼくたちはみんな
あの場所と呼ばれつづけている場所に
帰れるはずだ
子供の頃
壁を手のひらで撫ぜながら歩いたみたいに
植物のトゲに傷つけられたみたいに
擦 ....
呪文をとなえるみたいに
あめだまをころがしながら
光の中を進めば進むほど
あんまり寒いので
動物園なんかはすっかり氷付けにされてる
入園できそうもないので
そのまま帰った
幽霊が ....
/AM2:00
天国って宇宙のどっかにあんのかな
と僕がたずねると
女は黙って指をさした
窓辺においたベッドから
起き直って首を曲げる
ちょうおどろいた
世界の破滅みたいに大きな ....
いつも見ている夢は風景として壊されずにある
ヒビすら入らない
傷つかない
虫の群れのような街にシャンデリアみたいな雨が降る
道路にこびりついた体液が泡になっている
冬が溶けていく匂い ....
おれはいま
だれかを
そっと
殺したい
ともだち
ぜんぶ
川にながして
きみとおれ
今と昔で
違う町
抱えた秘密の
手品を教えて
夕暮れは
盗人だから ....
夕暮れが桂川から帰化してる 魔界みたいな街をみつける
出発の笛の前にはsee ya later 言いたいことは線路に棄てる
風が吹く 神社がごうごう鳴っている 秋の夜長の妖怪フェスタ
....
そしてやっぱり日々はつづき
宙返りした空が浮いたり沈んだり
それにあわせておれたちも浮いたり沈んだり
眼の覚めるような光の降る街!
けだるさや
ちょっとした絶望を明るく照らして
お ....
自動販売機のコイン投入口に
すいこまれていく女の人をみた金曜日の夜
ポッケの底のおつりの枚数をかぞえていた
裏面をやさしくなぜながら
口当たりの良い絶望味のコーラをぐびぐびのんだ
昔乗用 ....
mean meanと蝉がぼくを詰っている
いじわるなぼくは
アスファルトにおちているつよい水性の日差しをひろってたべる
夏というのは架空とおもう
ふとてのひらをすかしてみると
うすい水か ....
真山義一郎さんのコーリャさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
虹のない/あるせいかつ
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コーリャ
自由詩
17
11-7-8
とんかつソース
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コーリャ
自由詩
3
11-6-6
ノット・アズ・センチメンタル・アズ・イット・ユゥズ・トゥービ ...
-
コーリャ
自由詩
10
11-5-20
祈りの鐘
-
コーリャ
自由詩
9
11-5-12
恥ずかしい街
-
コーリャ
自由詩
4
11-3-1
氷降る部屋
-
コーリャ
短歌
5
11-1-17
いちばんのクズ
-
コーリャ
短歌
4
10-11-25
俺たちの為に鐘を鳴らそう
-
コーリャ
自由詩
4
10-10-24
o
-
コーリャ
自由詩
9
10-10-1
mean
-
コーリャ
自由詩
12
10-9-1
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