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違ったばかりの現実の
まだ塞がらないきず
やたらとぶっつけたくなる
せめてのムシャクシャが
どっか頭の中通り抜けて痛みを残す
どっかの誰かが通り抜ける
昼前の繁華街に
ナイフだけで武 ....
猫のいる角曲がる
冷たいバス一台
靴履いて踊る
カード屋の店主
寝転んだまま
樹林は日曜日
歯ぎしりを忘れて
ずっと待っていた
壁の入ったビン
3つだけもらった
赤い流体
....
半分だけ寝ぼけて
ぶらぶら生きてるうちに
何もかも嘘だらけに見えてきちまったのさ
時々いい気分で信じてた嘘が
だんだん姿を見せなくなったんだ
でもよー
誰かは信じてなきゃ
くたび ....
葬式のことをかんがえてる
僕の死んだ後を考えてる
死んだ後は
どうなるんだろう
魂は他人がもっていくんだ
自分はどうなるんだ
自分の続き
自分が終わるって
結局どういう ....
かあちゃんが
もうこれいじょうは
酒を飲んじゃならねえと言って泣く
とおちゃんが
いてえいてえと言って
時々真顔で俺を見て泣く
外は雪が降りしきる
ここ何年か
止んでるのを ....
猫のあしあと
声のあしおと
不便なみどりいろは
ゆびのあいだで
ねむるように
さわっている
君じゃないなら
もうだれでもいい
君じゃないんだ
だから
どうでもいいんだ
....
健康に生きることに
気を取られすぎるのは
健康によくないと聞いた
羽の生えた猫が夜には
町から町へ飛び交ってるって聞いた