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虹色の鱗を降らせるように
両手いっぱいの朝が帰還した
残雪の厚化粧を落とし忘れた山の稜線
ゆたかな崖の丸みを隔てて
磐井の流れが
怒号のように冬の重荷を河口へと吐き出す
薄氷は大地を鮮明に ....
昨夜は、本を抱えたまま眠る人だった

活字は描いた
夢の中へ浸水するやいなや
なめらかな黒髪の毛先を
屈強な体躯の背中を
雨露でできた葉むらの中の
縦笛のようなフクロウの響き
カミナリ ....
 コーラの泡で起床。長期休暇には睡魔の一団が、ツアーを組んでは1日に何度でも夢を訪れる。生活の極点は、浮気者なので、目覚めたら隣には昼の寝息や夜の寝返りが横たえられている。日によって不思議と器用に遊び ....
乾 加津也さんの風呂奴さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いつかの冬- 風呂奴自由詩213-3-25
寝ぼけ瞼に張りついた詩- 風呂奴自由詩312-6-6
(断片)昼夜逆転の現象学、名前だけ。- 風呂奴自由詩112-4-7

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