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うしろが気になりますか
踏まれてしまった背中など、見ないでおきましょう
臨むところが何処であれ、たどり着く場所は悩ましげなものばかりです
そんなに怯えずとも
暗く独占された空でさえ、明日 ....
はるか、とおくからみおろすあおいめを
すこしばかりおびえて ゆるされたせなかにうけいれる
ああ、なんというここちのよいつみなのでしょう
はいいろのつめたさをのりこえ たどりついたさきで ....
ひとりぶんの棺桶
そこに闇はうまれず すこしばかりの それでもたしかなひかりが 吊されている
夜があしたに沈むころ
ぼくは蓋をあけなければならない
燦燦と照りつけるほとぼりに
狂喜 ....
