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野には蜜酒が香り
冷蔵庫の中で
飲み残しのアルミ缶が
虹色の水蒸気を吐き出す

木漏れ日のタペストリー模様に
数学者が美しい定理を発見する
詩人は新しい詩を見いだす

空を行く雲が
　.... 長い時間を　
かけて
傷つき
破壊された肉体が

捻じ曲げられ
かしいで
柔らかな樹木となり

夏の
窓の外の
埃の浮かぶ
光の中を
静謐に往く

浮き草を揺らし
水霊　....
乾 加津也さんのまんぼう2さんおすすめリスト（2）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春の断層- まんぼう ...自由詩611-10-15
朝- まんぼう ...自由詩311-10-14
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