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ねむいの?
ときくと
うん
という
目の中に
トロトロの
ねむたいを溜めて
おとうとが
ゆめに
吸われていく
あおぞらにふれることのなかった雲に
おやすみと声をかける
届いているように見えたのは
錯覚だから
あなたは泣かなくてもいいんだよ


秋は
なにかがたりない
地上の彼処に ....
窓をあけて
夏にばいばいっていうのは、たぶん
さよならを置きっぱなしにした
子どもの僕がいるからだろう

海の見える丘に
錆びてうごかなくなった自転車がねむる




 ....
乾 加津也さんのとろりさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おひるね- とろり自由詩612-1-29
秋は雲のようにやさしい- とろり自由詩1111-11-6
夏に- とろり自由詩811-9-7

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