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環状じゃない国道を
旅は若い私の
それは始まった
日光詣でだよ
特に意味は無い
一万円でどこまで行けるか
下らない賭けだった
アメリカの様な宿泊施設は無い
其の代わり食堂が ....
もうだれも おれがおれだと わからない
ふかいあな ほってもぐるよ ざんねんだ
ちのいってき それすらも ちのそこじゃうすい
ねえ そこのきみ ぼくはもぐらぐらしだ
....
言葉が如何に弱いかを
言葉が盾にならぬかを
奥底から湧き出る真を
伝えようと書くのだが
言葉は目的を果たさず
熟した果実が落ちる様
ぽつりぼとりおとなし
芽な ....
空が何も言わなく成って
もう随分と時が流れた
雲が背中を見せて
流れ過ぎ去り
稜線に時折光が遊んでも
空の無い絵が貯まるに連れて
益々沈黙で地に押し付けられる
....
燕は何故に
王子の頼みを受け入れたのでしょう
王子の目指すのが不幸の撲滅だったから
と
わたくしは考えます
命をかけた燕の最後は悲惨でしたが
王子も悲惨を極めます
....
おとうさま
きんととはどうしてきれいなおべべをきているの?
とうちゃんはおもうんだ
とおく離れた御池に
きんととは居て
落ちてきたもみじをおべべにって思った
おとうさま
がてんが ....
{画像=121230201233.jpg}
ぼんやりくらいがちょうどよい
がしゅうをこれでながめると
まったくべつのえにみえる
おばかさんなわたしには
つきをもしたか ....
単純作業をするはずの機械仕掛けは
作業員を工場の雑務要員として従事させ
四六時中の作動をお守りさせた
切削油の匂いは余所ゝしく感じられ
切り粉は制作の結果と云う輝きを失い
....
エントランスとか言うな
工業地帯にほど近い
どこか鉄の匂いのする町の
杉板貼りの二階建て
くもりガラスの引き戸
開ければ土間と廊下
左手に下駄箱あり
廊下のは ....
雨の夜に思う 秋の初めの未だ残る緑の葉
鋭く細長い葉を纏った 細長き胴の先
風に振り乱だされる 白髪が如き穂
星も月も無く 徒に寂しく暗い野で
薄よ お前は そぼ降る雨に打たれ ....
乾 加津也さんのドクダミ五十号さんおすすめリスト
(10)
タイトル
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カテゴリ
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日付
国道沿い
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ドクダミ ...
自由詩
4*
14-12-9
あなほり
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ドクダミ ...
自由詩
2
14-4-8
知っておいたほうがよい
-
ドクダミ ...
自由詩
3*
13-3-3
無言の空へ
-
ドクダミ ...
自由詩
6*
13-1-31
幸福の王子
-
ドクダミ ...
自由詩
2*
13-1-7
きんぎょのゆめ
-
ドクダミ ...
自由詩
13*
13-1-2
シェード
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ドクダミ ...
自由詩
2*
12-12-30
荒業地帯のパペット
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ドクダミ ...
自由詩
4*
12-12-26
「アパート」四歳の記憶
-
ドクダミ ...
自由詩
7*
12-12-4
初秋
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ドクダミ ...
自由詩
5
12-9-25
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