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笑っていいともから電話がかかってくる人になりたい
小学生のときから どこかで少しだけ そう思って生きてきた
それが完全にかなわない夢に あと半年でなってくれる
....
ぼくたちは青信号に照らされて生きている
街は青信号でいっぱいだ
青信号は 沈み また 昇る
昇ったら 微笑む
部屋に青信号の 西日が射す
ぼくたちは青信号に照らされ ....
ゴカイとミミズが一緒に暮らしていた
ゴカイは名前の「点」からなのか
しばしばミミズに誤解されていた
「やっぱり」と「どうしても」を繰り返し
ますます誤解される原因は
名前のせいだとい ....
朝 今日こそは詩を書こうと思い
一時間寝てみるが 何も浮かばず
窓から春らしい光が射しているので
散歩でもすれば きっと詩が見つかるはずだと外に出れば
緑の何やらのつぼみが ....
首吊り自殺はハードなヨガだと思う
肉体はなくなっても
晴れ渡った世界を見てるんだと思う
だからほんとうは
サドゥの恰好してやらなきゃいけないんだと思う
....
三十五歳になったから これからは太い声の男になろう
ドラム缶から 人食い人種がリンボーダンスを踊りながら出てくるみたいな
太い声で
だったら仕事もはかどるだろうな
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私の祭りに行きたい
私の祭りは花火のかわりに梅干しを打ち上げる
ひゅーん ちゅっぱ ちゅっぱ
私の祭りに行きたい
私の祭りは神輿のかわりに老婆の尻をつまむ
つまんで ひ ....
桜の花の 咲き始めの頃の
感動もすっかり薄れて
ただの満開の景色になっているときが一番いい
当たり前にいつもそこに咲いていると思える
散っているとき ....
うなぎを食べた
隣のひともうなぎを食べていて
少し泥臭いと呟いていた
このひととうなぎは 少し泥臭い関係なのだと思った
今日はうなぎを食べたし
ま ....
中山道を走り
導かれるようにして 森の中
大谷吉継の墓よ
数百年来 義理人情の風を吹かせてきた
大谷吉継の墓よ
吉継公よ
私の ....
乾 加津也さんの八男(はちおとこ)さんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いいともだって
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八男(は ...
自由詩
5
13-10-27
西日が射す
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八男(は ...
自由詩
3
12-12-3
世の中はゴカイだらけ
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八男(は ...
自由詩
3
12-12-3
浮かばずの朝
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八男(は ...
自由詩
3
12-7-4
頻繁に行われる競技(交尾)
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八男(は ...
自由詩
3
12-1-22
抱負
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八男(は ...
自由詩
2
12-1-20
私の祭り
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八男(は ...
自由詩
3
11-6-4
桜
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八男(は ...
自由詩
1
11-4-14
うなぎ
-
八男(は ...
自由詩
1+
11-4-8
大谷吉継の墓
-
八男(は ...
自由詩
1
10-8-29
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