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家の中で一番大きな窓に身体が映る
わたしの本当に美しい姿は
ピアニストになり損ねた青年の指にゆっくりと裂かれるとき
離れていく右半身と左半身が完全に分離する寸前に
皮膚が結露に触れて濡 ....
あなたはわたしに「ななし」と名付けた
それ以来わたしは薄い皮膜を漂っている小さな虫。


光らない星、開かない窓、結ばれない紐、濡れない傘、
ない。ない。ない。ということでしか ....
乾 加津也さんの手乗川文鳥さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
乱視- 手乗川文 ...自由詩17*11-1-10
異子。亜子。- 手乗川文 ...自由詩19*10-10-22

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