すべてのおすすめ
窓の内側で腰掛けている
表面張力が健気に見える雨の夕方
君に意味もなく電話をかけようかどうか迷う時と似ている
零れそうに張り詰めたコップと水の縁を
楊枝の先でつつく
君の声を聞いても
格別 ....
冷たさと温もりの色が混ざる道 日なたばかりを選んで歩く


やわらかな風と陽射しの午後の二時 黙った君に少し近付く


雨の前 ぬるい匂いを吸い込んで 家路を急ぐ 青い夕方


 ....
心が湯舟に浸かったまま
出たくないというものだから
仕方なく 置いてきてはみたものの
脳みそだけでは 少し 足りない


誰かの期待に応える言葉が
今は筋肉痛だから
口にする度  ....
shさんのなきさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぷるぷる- なき自由詩3*10-3-6
ボーダーラインの中に立つ- なき短歌3*10-3-4
からっぽの狭間- なき自由詩2*10-3-2

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する