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みえない人を探している
どこかにいると信じている
でもそれは
自分ではないだろうか
私は私が頼りない

高く積み重ねておきたくて
深く蓄えておきたくて
少しづつ
なくしてゆくことを知 ....
目をつぶればきっと
涙がでるとおもうのです
泣かずに
眠るにはどうしたらいいですか

思い出される昨日のうたに
抱かれたまま眠りたい
目覚めないよに

君は泣くこともこらえて
前を ....
魚になって歩く街
雨の街はうみのよう
淡くなってる 昨日の約束
信号待ちの学生の列

足元の風が強すぎるから
ひきかえしたくなるよ
元の場所に

あるはずのない居場所さがして
この ....
おかあさんのような雨がふる
おとうさんのような手のひらで
覆われたい
こどもの私として
覆われたい

雨の夜に
いくつもの中のたった
ひとつの家族として
覆われたい

めんどうく ....
遥かから点された目薬のように
瞳から胸は貫かれた
切なくカラダはよじれて
過去は私を覆う

経験は動かしがたく
私を捕えてしまい
どんなに泣いても
また身動きできないでいる

許す ....
黒の夜が消えて
白い朝が届いてる
私の窓辺にはいつも
だれかの贈り物がある

太陽がまぶしい
冷えた空気はだれの心も
同じよに入れ替える
悲しみさえも

希望かもしれない
星をわ ....
僕は
知っていることと
知らないことを同列に語ってはいけないと思い

月についての
青いだとかまぶしいだとか
ありきたりな語句を沈めた

ほらね
僕の話なんてそれほどき ....
ふいに
窓の外の落ち葉が
気になった
口をあけながら
歯科の椅子の高さは
空中に浮いているようだったから

がさつ
という言葉が浮かんだ
繊細を願うセンセイの指に

小さめの紙コ ....
ほんとうか
どうかわからない月がある
空を見る
隣に見える星は 
月にむかって首かしげてる

歩く私の
影も吸い込まれた黒の空気に

命細々

永遠を夢みていた頃の映像を
心に ....
足の裏に雨がついた
足の裏からむこうが水の世界になった
ゆうらゆうらと ひったんひったんと
足の底から水がせまる

私はいっそお願いと
沈むチャンスをうかがっている

雨は惜しみなくふ ....
両の腕に
とまれよ 今朝の光りたち

昨日のため息と俯いた顔は
洗った顔の水に捨てたよ

澄んだ空気に
ひらかないペエジに
はじまれよ 今日の
私の時間

かかれたスケジュウルの ....
大空に手を伸ばす
太陽でこの手を焼くために
ほしいほしいほしい
私は全てのまっとうなものがほしい

備わっていないものをほしがり
すでにあるものをみないで
それらは
当たり前に動くから ....
僕は死体で 君は春風で
君は僕の頬をなぜてゆく
僕は横たわりながら君の温かさにとけてゆく
春のゆめはとうとい

僕は待っている
春の風にまぎれて君があいにくるのを
僕はもうしんでいる し ....
私は誰かになりたくて
なりたくてなりたくてたまらない
のに だれにもなれない

私は 同じ私でいることさえできない
この瞬間にも別の私になっている

記憶の
なんと曖昧なことか
心の ....
朝みた空が
あまりにも白かったから
空を突き抜けて太陽を殴りにゆきたかった
気持ちよく生きてこうって決めた朝なのに
なんでこんな灰色の空なのか腹がたったから

ぱらついてきた雨に どうにで ....
やけどみたいに広がった傷跡は
消えないこれからも私からは

生まれたこと
生きてきたこと
ここまできたこと
に どんな意味があったのか
まだわからない

生きる意味がわからないから
 ....
おやすみ
ゆっくり休んでね
そういってもらえたらなぜ安心するの

おやすみ
いい夢みてね
そういってもらえたらなぜ見れそうな気がするの

たとえひとりの部屋でも
おやすみ ってつぶや ....
斜めがけしたかばんの中にいっぱいつめた希望は
重すぎるからがたごといって僕の首をしめました

電車の窓をあけたくなって
黙ってあけてみました 外の
景色の一部がはいりこんできて
だれかを連 ....
星と星の間をじぐざぐに歩く
ぶつからないよに 触れないように
そんなしぐさのことを
愛と呼ぶのです

つんつん 低いところつつかれて
なあに と振り向く心
そんな温かさのこと ....
行方知れずの星を
また探しにゆこうか
今日は君と一緒じゃないけれど
いつもの道へ
渡る橋はもうかかっている

ひとりだってこわくはないよ
君はそういって振り向かずに歩く
音をたてずに君 ....
何もかも愛のために許せるわけもなく
あなたがつまらなさそうに出かけるのをとめることも出来ず
どっちもどっちな夜はふける

こんな風に両親だって不仲になったのじゃ と
おもいあたるふしはあった ....
ごめんなさい とあなたが言うから
ぎゅっと抱きました
生きていたくない とあなたが言うから
なにも言えなかった

息をしてるだけで ごめんなさいと
あなたが手紙に書くから
息をしていてく ....
高梁サトルさんの朧月さんおすすめリスト(22)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かえってきてよ- 朧月自由詩311-5-26
とまどい- 朧月自由詩411-3-27
うみ- 朧月自由詩311-2-10
かぞく- 朧月自由詩411-2-9
共鳴- 朧月自由詩311-1-25
優しさのキャンディ- 朧月自由詩411-1-19
月を知っている- 朧月自由詩310-11-13
イチブ- 朧月自由詩310-11-6
路地裏事情- 朧月自由詩210-7-23
水鏡- 朧月自由詩510-7-3
今日の光り- 朧月自由詩310-6-20
指でつくる言葉- 朧月自由詩110-6-3
春のゆめ- 朧月自由詩110-3-15
変身- 朧月自由詩310-3-11
大きな虹- 朧月自由詩510-3-3
理由探し- 朧月自由詩210-3-2
おやすみ- 朧月自由詩410-2-22
逃亡先は海底なのです- 朧月自由詩510-2-20
それは愛とよぶものです- 朧月自由詩3+10-2-18
僕らはひとつの星になった- 朧月自由詩610-2-17
換気扇- 朧月自由詩610-2-10
息_してる- 朧月自由詩1010-2-8

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