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 淡雪は炎のように降りつもりきみの素肌の灼熱を知る



 凍蝶の滑り落ちゆく黒髪にかかる吐息は結晶化して



 性愛の天を凌いで伸びる蔓 凌霄花は空にまみれ ....
 ぼくはまだいちご泥棒と眠りたい置き忘れたものばかりの園で


 衝動を積み上げていく指先に梶井のレモンわたしのオレンジ


 気だるさはインクに滲み水底の青い散文髪に絡まる
 ....
{引用=からだの奥から
たらたらと
わたしが滴り落ちていく
産声とともに泣いた日の
わたしの初めの一滴を含んだ雨で
シーツを洗いたい

足跡にそって
てんてんと広がった池を
みじめな ....
ややさんの夏嶋 真子さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雪月花_- 夏嶋 真 ...短歌29+*10-7-27
翠雨- 夏嶋 真 ...短歌29+*10-6-15
火群- 夏嶋 真 ...自由詩37+*10-4-2

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