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深まる夕闇の中で
水底まで透きとおった
滑らかな黒の湖水に
斜めにさし通した櫂から
膨らむ波紋 滴る雫が
清澄の音階に流れつづけ・・

静かに進む二人きりの小 ....
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見上げた月は 皓々として
雪景色の深い谷の 底にまで
光を落としていた

白い中空の湯のなかで
魚のように戯れたね






紺青の空に 雲

 ....
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午前の森の中に
七つの池を巡った
エメラルド色を湛えた 太古の静寂は
やさしい風をふくむたび
燦めく微笑みを見せた

僕たちの前の 永遠の現場

蒼空の中に ....
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水面の きらめきが 遠くから 広がった
扇のように くりかえし くりかえし

君の 遠い視線に ささやく
はにかんだように とりとめもない

風の言葉…




 ....
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  ? 春色チョコレート


ファッションを何度も変えて
すれ違ったのは
君の待ち伏せ

タイトだったミニスカートが
今日は薄いフレアーですか
降参してホテルの ....
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人間には
なあ〜んにも
わかっていない


 赤が赤であることも
 赤とは何であるかも

 自分が何もわかっていないことも
 何がわかっているのかも
 ....
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青に蒼が重なり
空の行方 風の行方
降りしきる水晶


しろに白が重なり
雲の行方 水の行方
絹は舞いに舞い




追憶の衣ははためき
旅人は斜め

 ....
窓枠さんのまどろむ海月さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君のいる風景(4)- まどろむ ...自由詩6*10-3-3
君のいる風景(3)- まどろむ ...自由詩5*10-2-28
君のいる風景(2)- まどろむ ...自由詩6*10-2-27
「春の頂」から- まどろむ ...自由詩4*10-2-25
悪意の夜- まどろむ ...自由詩6*10-2-4
赤の林檎- まどろむ ...自由詩7*10-1-30
冬化粧_花化粧- まどろむ ...自由詩8*10-1-22

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